どうしてもお金が必要で、クレジットカードのショッピング枠を現金化しないといけなくなったら、まずはそれが出来る業者を利用することが頭に浮かぶ方が多いでしょう。
でも、ショッピング枠を現金化する方法はそれだけではないんです。
業者を使わず自分で現金化することだってできます。
たとえば大黒屋などの金券ショップを活用するという方法。
金券ショップで売れるものを自分で買い、それを金券ショップに売るのでも、それは間違いなくショッピング枠の現金化です。
そこでここでは、金券ショップを活用したクレジットカード現金化の方法や、そのメリットや注意点を見ていきます。
目次
金券ショップでの現金化の方法
まずは、金券ショップでクレジットカードのショッピング枠を現金化するには、どのようにして行えばいいのかということから見ていきます。
一見すると、ただクレジットカードで何らかの商品券を買って、それを売りに出せばいいだけなのだからやり方もなにもないんじゃないかと思えるものです。
でも、実はそんな単純なものではない。
クレジットカードで商品券などを買おうとすると、躓いてしまうこともあるんです。
なので、金券ショップでクレジットカードのショッピング枠を現金にしようと思っても、実はやり方はすごく限られていたりします。
新幹線の回数券が効果的
金券ショップで現金化するためには、まずはクレジットカードで買うことができる商品券を探さないといけません。
その一つとして挙げられるのが、新幹線の回数券です。
厳密には商品券ではありませんが、新幹線の回数券も金券ショップで買い取ってもらうことが可能。
意外とそれを欲しがる人はたくさんいますから。
そして新幹線の回数券は、みどりの窓口でクレジットカードで購入することが出来ます。
しかも、それは即日で可能。
ということはつまり、現金化も即日で可能だということになります。
買った足でそのまま金券ショップに行けばいいだけですから。
そのスピード感をもって自力で現金化が出来る方法は、そうそうありません。
VISAやJCB等のギフトカードもクレジットカードで購入可能
新幹線の回数券のほかにクレジットカードで買うことが出来る商品券としては、VISAやJCBなどのギフトカードが挙げられます。
そういうところのギフトカードは、そこのクレジットカードであれば購入できることもあるのです。
たとえばJCBならば、JCBのカードであればギフトカードを購入することが出来ます。
VISAの場合は、VISAのカードでもMasterCardでも購入することが可能。
ただここで問題なるのがスピード感です。
クレジットカードでギフトカードを買う場合には、郵送になることがほとんど。
そして、それには1週間～2週間かかってしまいます。
なので、金券ショップで現金化するにもそのくらいは時間がかかるんです。それはネックですね。
金券ショップを使った自力現金化のメリット
あえて業者を使わずに、金券ショップを使って自力で現金化するわけなのですから、そこにはメリットがほしいものです。
それを上回るメリットがないのでれば、別に素直に業者を使って現金化をすればいいだけだとなってしまいます。
では実際、金券ショップを使って自力で現金化をすることには、どのようなメリットがあるんでしょうか。
一つ挙げられるのは、やはりリスクの少なさになります。
ただ買い物をして売るだけですから、間違いなく安全です。
でも、業者を通る場合はそうではありませんよね。
少なくともリスクはあります。
業者を通す現金化の流れを知ろう
そのリスクは、業者を通す現金化の流れを把握すれば想像できるでしょう。
業者での現金化は、まずクレジットカードで何かを購入して、それのキャッシュバックか、あるいはそれを業者が買取するという流れで行われていきます。
つまり、業者側が指定するところで何かを買わないといけないんです。
でも、それを買ったところで、本当にキャッシュバックをしてくれるとは限りませんし、本当に買取してくれるかはわかりません。
難癖をつけてキャッシュバックをしてくれなかったり買い取りをしてくれなかったら、ただの大損になるんです。
自分で買ったものをもって現金化するのであれば、まずそうなることはありません。
まず少なくとも価値のあるものを持っているわけですから。
それに対して業者からもらえるものは価値のあまりないものです。
だから、リスクが高いんです。
金券ショップでの現金化にも注意はある
金券ショップを使った自力での現金化は、安全だというメリットがありました。
ただそんなメリットがあるからといって、自力での現金化に注意点がないわけではありません。
注意点は確実にあるんです。
その注意点を意識しないで現金化をしようとすると、後悔する結果になってしまうこともある。
特に大きな注意点は、自力の現金化でもカード会社にばれてしまうことがあるということ。
業者を通さない自力での現金化ならば、カード会社側に把握されることはないのではないかと思うものですが、そんなことはありません。
おかしな動きはみられているもので、ばれてしまうことがあります。
では、それがばれるとどうなるのでしょうか。
最悪の場合利用停止になる
もし、ギフトカードや新幹線の回数券などを現金化目的で買ったということがばれたら、最悪の場合利用停止になってしまいます。
ショッピング枠を現金化のために使用するというのは、カード会社の規約違反になります。
規約違反をしているのですから利用停止されてしまってもおかしくありません。
でも、業者を通していないのに、なぜ現金化したことがばれてしまうのでしょうか。
換金できるもので大きなお金が動くからばれることに
まずばれることはなさそうに思える金券ショップを利用しての現金化ですが、明らかに大きな金額の買い物が換金できそうなものに対して突然行われれば、カード会社側は不審に思います。
まずは不正に利用されたのではないかと思うものこともありますが、いずれにしても不審がられることは確か。
なので、まずは事実を確認してみようとするのです。
そこできちんと実際に自分で利用するために購入したのだと説明できれば問題なくなりますが、そこで怪しさを見せてしまうと本当に利用停止になってしまう。
なので、万が一電話が来た時、きちんと対応できるようにシミュレーションをしておく必要があるんです。
説明には信ぴょう性が必要
当然ながら説明には信ぴょう性が必要です。
たとえば、東京大阪間の新幹線の回数券を買ったとして、それの目的をなんと説明すればいいでしょうか。
信ぴょう性がある例としては、たとえば自分が東京の会社に勤めている場合、「大阪への出張が毎週入るから」という風に説明をして、実際にある大阪の会社の名前をスムーズに言えれば信ぴょう性はありますよね。
そのように、何を買って金券ショップに行くにしても、それを買う際には信ぴょう性のある使い道を考えておくことをおすすめします。
そこから逆算して買うのもアリですね。
