クレジットカード現金化をしようと業者に申し込んだら、色々と予想外のことが起こるケースがあります。原因は色々ありますが、意外に多いのが申し込んだ当日に現金を受け取れなかったというものです。
インターネットを使った現金化は、店舗の対面契約とは違い現金を手渡しすることができません。
どうしても銀行振込に頼らざるを得ません。
しかし一般の銀行口座に振込める時間帯には制限があり、24時間365日は対応していません。
この制限のために、せっかく現金化を申し込んでもその日に現金を受け取れないという納得できない事態に陥ります。
本記事では、どういう仕組みでネット銀行がこの問題を解決するのか詳しく解説していきます。
また、ネット銀行選びのポイントやオススメのネット銀行に関する情報も掲載していますので是非参考にしてください。
目次
一般の銀行がダメな理由
一般の銀行でネックになるのは、午後15時をすぎると振込ができないことです。
仕事終わりに急にお金が必要になるケースは、少なくありません。現金化で対応しようと思っても、振込は明日以降になります。また、現金化できる日が限定されるのも問題です。
休日のショッピングで、目玉商品を見つけても手持ちが無ければあきらめることになりますし、旅先の金欠に現金化で対応することも無理です。
利用できる資金があるのに遊ばせる結果になりますから、かなりストレスになりますね。
さらに、振込額が目減りするケースも考えられます。業者の多くが振込の際に生じる手数料を相手負担にしています。
業者が利用する銀行口座はネット銀行のものが多いので、その銀行以外の口座を支払い口座に指定すると振込手数料がかかり、その分無駄な費用がかかることになります。
■追記
現在、モアタイムという制度が施行されたことで、銀行間同士の振り込みは24時間対応というところが多くなりました。
モアタイムは、銀行間での平日夜間・土日祝日における即時入金時間を拡大するもの。銀行間の振り込みは、全国の金融機関が「全銀システム」を経由するが、昨年10月までは平日の午前8時30分~午後3時30分にしか全銀システムが稼働していなかった。この稼働時間を24時間に広げ、平日昼間以外の夜間や土日祝日でも銀行間での即時入金を実現した。
現金化業者のホームページで説明しているところも多いので、利用前にご覧になってみてください。
クレジットカード現金化の口座にネット銀行をおすすめする理由
一般の銀行には振込める時間帯に制限があったり、手数料が高いなど様々な問題がありました。
この原因は一般の銀行を運営するために多額の人件費を捻出する必要があるためで、これまで解決してきませんでしたし、これからも改善することは無いでしょう。
対して、ネット銀行は振込など各種手続きに人が介在することがないので、一般の銀行に比べて柔軟な営業が行われています。
24時間いつでも振込手続きが可能なのも、こういった背景の恩恵を受けてのことです。
このメリットを現金化で利用しない手はありません。
ネット銀行を活用することで可能になることを、以下にまとめました。
それぞれ、見ていきましょう。
現金化できるケースが増える
一般銀行では無理だった15時以降の振込も対応可能ですから、営業時間の長い現金化業者であれば夜7時過ぎでも現金を受け取ることができます。
ネット銀行は24時間365日いつでも振込を受けることができます。当然、土日祝の振込もまったく問題ありません。
最近の現金化業者は、インターネットで手続きが全て完了するものも多いですから、ネット銀行を活用すればショッピング、旅行、食事など場所を選ばず現金化ができるようになります。
いざとなったら使える資金が手元にあるようなものですから、本当に心強いです。
出金手数料がかからない
ネット銀行の中には、ATMで出金するのに手数料がかからないものがあります。
手数料を無料にするために条件が付いているものもありますが、手数料が無料になれば24時間365日いつでも無料で出金できるようになります。
一般の銀行であれば、土日祝は高いところで216円の出金手数料がとられます。小額かもしれませんが回数が増えると馬鹿にできませんから、やはり無料が1番でしょう。
アプリで簡単に残高確認が可能
以前は、ネット銀行というと公式サイトからログインして振込などの手続きをするのが一般的でしたが、スマートホンの登場からはアプリを使うのがあたりまえになっています。
全ての手続きがタップだけで簡単に済むので、一度使ったら手間のかかる以前のスタイルには到底戻れません。
また、残高など口座に関する利用者が知りたい情報が見やすく表示される利便性の高さも魅力です。
ネット銀行選びのポイント
ネット銀行には、各種手続きが24時間365日ネットで可能など、現金化する際にも有用な様々な利点がありました。
しかし、これらの利点の全てがどのネット銀行でも利用可能となっているわけではありません。中には、平日でも200円以上の高い入出金手数料をとっているところも存在します。
さらに、ネット銀行はよく手数料やサービス内容を改変しますから抜け目なく選ぶ必要があります。
とにかく数の多いネット銀行、初めて利用する方はどの業者を利用すべきか選ぶ指針を持っていないでしょう。
初心者の方にも分かりやすいように、4点ほど注意点を紹介しますのでネット銀行選びの参考にしてください。
申し込みから口座開設までが短時間で可能
クレジットカードは持っていても、ネット銀行に口座を持っている方は多くはないでしょう。
大半の方は現金化を考えてからネット銀行の利便性の高さに気づいて契約する気になると思います。
一日でも早く現金化して現金を手にしたいでしょうから、キャッシュカードが早く届くネット銀行を選ぶのをオススメします。
多くの現金化業者が利用している
同じネット銀行であれば振込手数料は無料または低額になるのが一般的です。
現金化業者のサイトに利用している銀行口座の一覧があれば、そこに記載されているネット銀行の口座を契約すれば手数料を抑えることができます。
ただしネット銀行だから無条件で同行間の振込が無料になるわけではありません。
他行に振込場合と同額の手数料をとるネット銀行もあります。
ネット銀行を決める場合は同行間の振込手数料を確認するのも忘れないでください。
出金手数料が無料
数を重ねるごとに総額が大きくなっていく出金手数料。
誰しも何とかして手数料を抑えたいと考えます。
預金残高を増やすといのが手っ取り早い解決方法ですが、現金化したい方たちは手元にお金がありませんから、それは難しいでしょう。
数は多くありませんが出金手数料が回数限定で無料のネット銀行があります。
少しでも手元に残るように出金手数料がかからないネット銀行を選びましょう。
アプリが提供されている
ネット銀行の全てのサービスはインターネットブラウザからでも利用できますが、アプリを使った方が負担がありません。
残高の確認であれば数タップで可能ですし、画面に一番大きく表示されますから分かりやすい。
現金化業者から振込があったかどうかチェックするなら断然アプリです。
迷ったらアプリが提供されている銀行を選びましょう。
オススメのネット銀行をご紹介!
現金化にはネット銀行が欠かせないこととネット銀行選びのポイントを説明してきました。
銀行選びのポイントは、どれも現金化を効率的かつお得にするために必要なものばかりでした。
すでにどんなネット銀行が現金化に適しているか具体的にイメージできていると思います。
この項目では現在サービスを展開中のネット銀行を紹介していきます。
最短であれば5日ほどで利用できるもの、出金手数料が一切かからないものなど魅力的なものばかりです。
目移りするかもしれませんが、是非注意深く目を通して自分に合ったネット銀行を探してみてください。
楽天銀行
インターネットバンキングの黎明期を支えたイーバンク銀行を楽天が買収して生まれたネット銀行です。
イーバンク銀行のユーザーをそのまま取り込んだこともあって日本で最大の口座数を誇ります。
楽天銀行の口座間であれば、メールアドレスで送金可能というユニークなサービス「メルマネ」も提供しています。
楽天銀行からリリースされているスマホアプリの機能が充実しており、振込や入出金明細の確認など基本的なものから外貨預金まで簡単に済ませることができます。
アプリを起動すると最初の画面に残高が表示されるので、現金化した後に振込がされたかどうかスグ分かります。
ブラウザを立ち上げて銀行のページへ移動し、IDとパスワードを入力する手間が無いのでストレスフリーで代金の振込確認ができるわけですからこれは手軽です。
出金手数料は216円と高めですが、口座残高が10万円以上であれば翌月に1度だけ無料で出金できるようになります。
ジャパンネット銀行
日本で初めて開設されたネット銀行として有名な「ジャパンネット銀行」。
ネットの口コミも悪評が少なく、使いやすいネット銀行です。
評価されているのはセキュリティの高さ。
トークンを使ったワンタイムパスワードを利用することでハッキングのリスクを抑えてサービスを利用することが可能です。
長期に渡る運営実績に加え、高いセキュリティシステムも完備していますから初心者の方が安心して利用できるネット銀行と言えます。
現金化をする上でメリットとなるのは他のネット銀行に比べて口座が利用可能になるまでの時間が短いところです。
最短3分で申し込み完了し、最短5日でキャッシュカードが届くというスピードです。
さらに3万円以上の入出金なら手数料無料ですから、口座に振り込まれた代金を引き出すのに無駄な費用がかかりません。
住信SBIネット銀行
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して生まれたネット銀行です。
ネット銀行としては比較的若いものですがユーザビリティが高く評判の良いのが特徴。
特に提携しているコンビニが多く、ほとんどのコンビニATMで入出金が可能です。
地域によっては特定のコンビニにしかない場合もありますから、旅行先などで手元にお金が無くなった際にATMを探して走り回ることもありません。
現金化で利用する際にありがたいのは最低でも月に2回無料で入出金できる点です。
ネット銀行の場合、ATMを使った入出金に手数料がかかるのが一般的です。
無料にするには預金残高やローン残高を規定の額以上にする必要があり、経済的に余裕の無いユーザーは結局手数料を払うことになります。
住信SBIネット銀行では無条件で月2回までは無料で入出金できますから、現金化した後に迷うこと無く口座から全額引き出すことができます。
東京スター銀行
個人向けサービスに特化したネット銀行です。
設立は2001年でネット銀行の中では老舗にあたります。
「J.D.パワー アジア・パシフィック」が行った投資サービス満足度調査の地方銀行部門で2013年から2年連続で1位に輝くなど、ユーザーの評価が高いのも特徴です。
実際に利用するにあたって助かるのはATM出金手数料が月8回まで無料なことでしょう。
ネット銀行は店舗を持たないので、口座から出金したい場合はコンビニのATMを利用することになりますが、その際に出金手数料をとられるのが一般的です。
東京スター銀行は月8回までなら24時間365日いつでも手数料無料で出金できますから使い勝手がいい。
出金手数料の相場は平日108円(税込)・土日祝216円(税込)が大半で、出金回数が増えていくと馬鹿にならない額になります。
8回まで出金可能な東京スター銀行なら、この点安心して利用できます。
また取引明細書の郵送を停止すると月3回まで振込手数料が無料になるので、振込を確認したらいつも使っている口座に移すことも気軽にできるようになります。
即日振込を狙う場合の現金化業者選びのポイント
現金化でネット銀行を利用する動機のひとつに即日振込があります。
特に初めて現金化サービスを利用する方であれば詐欺の不安を感じながらの手続きになりますから、早く振込を確認して一息つきたいでしょう。
しかし即日振込はネット銀行だけでできるものじゃありません。現金化業者のサービス内容が即日振込に対応している必要があります。
また、即日振込に対応していても即日振込を申し込んだ場合に不利になる条件を提示している業者もいます。
具体的にどんな業者を選ぶべきか、そのポイントを紹介します。
振込までがスピーディー
現金化を申し込んだその日に振込してもらえるのが当然と思う方も多いでしょうが、実際は平日・休日関係なしに振込が2日後になる現金化業者もあります。
現金化のための専用商品を購入した後で「それでは振込は明日以降になります」なんて業者から言われたらショックです。
そうならないためにも事前に振込日がいつになるか確認してください。
もちろん専用商品の購入を確認したら即振込してくれる業者を選びましょう。
土日祝日も営業している
ネット銀行が土日祝の振込に対応していても、肝心の現金化業者が休みだったら何の意味もありません。
休日、彼女や家族でショッピングしている最中にお金が必要となることもあるでしょう。
そんな時に営業していない業者では困ってしまいます。
よく利用する業者があれば定休日を確認しておきましょう。
また、土日祝に営業していても利用している銀行が対応していないため振込が来週や休み明けになる場合もありますので注意してください。
即日振込の場合でも換金率が高い
業者の中には振込日によって換金率を変えているところがあります。
よくあるパターンは申し込み当日に換金率を抑えて、翌日、翌々日と換金率を上げていくタイプです。
即日振込を利用したいユーザーにとってはありがたくないシステムと言えます。
こういったシステムを採用していない、即日振込でも高換金率なところを選びましょう。
また、このシステムであっても当日振込の換金率が十分に高い業者もあるので、最終的な換金率がいくらになるのかに注意して業者を決めてください。
クレジットカードの現金化をするならネット銀行は欠かせない
ネット銀行はクレジットカードの現金化には欠かせないほど重要なものでした。
活用することで仕事帰りや休日に現金が必要になっても現金化で対応できるようになります。
特に今後も引き続き現金化を利用するのなら手数料の額は気にするべきでしょう。
一方、ネット銀行のデメリットに関してはほとんどありません。
ただ1点だけ気をつけたいのは口座に入出金が無いまま何年か放置すると口座をロックされてしまうケースがあることです。
そうなると口座を利用できませんから、その点間違いなく確認してください。