カードでお金の看板には要注意!仕組みと違法性について解説

街中にある「カードでお金」の看板って何?正体はクレカ現金化業者!

街中で「カードでお金」と書かれた看板を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

実はこの看板の正体は、店舗型のクレジットカード現金化業者なんです。

とはいえ、実態が気になるところ。

今回は「カードでお金」の看板業者の実態を解説していきます。

カードでお金の看板を出している業者の仕組みと流れ

カードでお金 仕組み
クレジットカード現金化業者には、店舗で現金化できる業者とネット上で現金化できる業者の2通り存在します。

「カードでお金」は、店舗でクレジットカードを現金化できる業者の看板広告です。

店舗で現金化を行う仕組みはいたって単純で、業者から指定された商品をクレジットカードで購入し、その商品を店舗で売却することによって現金を受け取るといった仕組み。

クレジットカードでお金を借りるわけではなく、自分で購入したものを売却するので審査なども必要なく、クレジットカードさえ持っていれば誰でも利用することができます。

「カードでお金」の店舗で現金化する流れ

「カードでお金」の看板のクレジットカード現金化業者は、次のような流れで利用することになります。

  1. 「カードでお金」の看板に書かれた電話番号に電話し、必要な金額を伝える
  2. 業者から現金化に使う商品が指定される
  3. 指定された商品を自分のクレジットカードで購入する
  4. 購入した商品を「カードでお金」の看板の現金化業者の店舗に持ち込み、買い取ってもらう
  5. その場で現金を受け取る

以上のように簡単な流れで現金を手にすることができるのです。

「カードでお金」の店舗がある地域

当サイトで調査した結果、以下の地域には「カードでお金」の店舗が存在します。

  • 北海道(札幌)
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 愛知県
  • 京都府
  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 福岡県
  • 沖縄県

かなり広範囲で看板が設置されているのがわかりますね。

そのほかの地域でも「カードでお金」の店舗が存在する可能性は極めて高いと言えます。

「カードでお金」の看板を出している現金化業者の注意点

「カードでお金」の看板が目印のクレジットカード現金化業者ですが、注意点もあります。以下にまとめました。

1つずつ、詳しく解説していきます。

クレジットカードが利用停止になるリスクもある

クレジットカードを利用した現金化は、法律に違反する行為ではありません。

ですが、カード会社の多くが利用規約などでクレジットカードを現金化目的で利用することを禁止しています。

そのため現金化をしても逮捕されることはありませんが、クレジットカードが利用停止になる可能性はあります。

最悪の場合は強制退会になってしまう可能性もあるので、現金化をする際にはそのリスクを踏まえた上で行うようにしましょう。

特に頻繁に現金化をする際にはばれてしまうリスクも高くなるので注意が必要です。

換金率が下がってしまう

クレジットカードによる現金化は、換金率が100%というわけではなく、多少下がってしまいます。

そのため、支払う金額に比べて手に入る現金は少なくなります。

また、換金率は換金額によっても変動してきます。

現金化業者のサイトなどを見てみると換金率が記載されていますが、その数値は最大の場合がほとんどです。

そのため実際に現金化してみると、思っていたよりも換金率が下がってしまうこともあります。

最大の換金率で利用するためにはかなり高額な現金化が必要になるので、注意が必要です。

悪徳な業者もある

クレジットカード現金化業者の中には、カードの情報を抜き取ったり、現金化を謳って買い物のみをさせ、入金は行わないような悪徳な業者も存在しています。

悪質な業者ばかりというわけではなく、優良な業者が多い中で一部に悪質な業者があるという程度です。

しかし、安全に利用するためには自分で安全な業者かどうかを見分けなければいけないので注意しましょう。

業者を見分ける際には、公式サイトの住所に本当に店舗があるのかを調べたり、実際の利用者の口コミを参考にするのがおすすめです。

「カードでお金」は違法なのか?

クレジットカードの現金化自体に違法性はありません。
あくまで、クレジットカードのショッピング枠を使い購入した商品を売却しているだけの行為です。

ただし、クレジットカード会社の規約に違反する行為であることは頭に入れておきましょう。

購入した商品が不要になったため売却したという事実があれば罰せられることはありません。

しかし、「カードでお金」の業者側が違法行為をしている場合があります。
例えば、

  • 古物営業の許可なしで品物を買い取っている場合
  • 利用者の個人情報を不正売却している場合
  • 紹介詐欺などの詐欺行為を行っている場合
など、露出度が低い看板広告であるが故、そういった業者も少なくありません。

「カードでお金」の現金化業者を利用した人の体験談

キャッシング枠がいっぱいだったのですが、どうしてもその日のうちに現金が必要だった為利用しました。広告の業者に電話連絡したあと指定された金券をクレジットカードで購入し、それを買い取ってもらいました。換金率の高いはずの金券を購入したのに実際の換金率はかなり低く、「足元を見られたな」って感じでした。

カードが利用停止にならなかっただけよかったと思います。

よく考えればネットの現金化業者あるのにどうして怪しげな店舗を利用してしまったのだろうと後悔しています。ある程度の換金率の知ることのできる業者の方がいいですよ。

30代/男性

ネット型現金化業者の利用がおすすめ

体験談にもあったように、ネット型の現金化業者も存在します。現在では様々な業者も存在しているため、多くの中から選ぶことができるメリットがあります。

おすすめポイントは、以下です。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

現金化のスピードが速い

店舗型の現金化業者を利用する場合、自分で指定された商品を購入し、それを店舗までもっていって売却しなければいけません。

そのため、商品を購入するために店に行ったり、商品を持っていく手間や時間がかかってしまいます。

ですが、無店舗型の現金化業者ならば店舗に行く必要もなく、現金化方式によってはネットショップなどでの商品の購入が確認でき次第、すぐに現金を振り込んでもらうことができます。

そのため、店舗型の業者で現金化を行うよりもスピーディーに現金を手にすることができます。

住んでいる場所にかかわらず利用しやすい

店舗型の現金化業者は、実際に店舗にかなければいけません。

ですが、どこにでも現金化業者があるというわけではないので、住んでいる場所によっては移動に時間がかかってしまうこともあります。

また、店舗型の現金化業者は東京などの都会に多いので、利用するためには県外にまでいかなければいけないということもあります。

ですが、無店舗型の業者ならばネットを通して現金化を行うことができるので、住んでいる場所に関係なく利用することができます。

24時間いつでも申し込みをすることができる

店舗型の現金化業者の場合、それぞれに営業時間があるためその時間内に商品を持ち込まないと現金化をすることができません。

なので、仕事の都合などで二中に時間が取れない場合には、なかなか現金化をすることができません。

ですが、無店舗型の店舗ならばすべての手続きをネットで行うことになるので、時間に関係なく申し込みを行うことができます。

手続きが進むのは業者の営業時間のみですが、申し込みをして商品を購入さえしてしまえば、業者側が振り込んでくれるので現金も受け取ることができます。

カード会社に疑われる心配がない

インターネット上のクレジットカード現金化業者のほとんどがキャッシュバック方式という仕組みで現金化を行ってくれます。

購入した商品を買い取ってもらう必要がない為クレジットカード会社に疑われるリスクもありません。

「カードでお金」は店舗よりネットで現金化する方がいい

「カードでお金」の看板を掲げている現金化業者は、あまりオススメできません。

無店舗型の現金化業者の方がメリットが多いのが理由です。

ただ、どうしても店舗型で顔を合わせて現金化がしたいという方は利用してみても良いかもしれません。

カードでお金の看板だけでは信用できるかどうかは判断できないため、しっかりとネットなどで情報収集などを行うようにしましょう。