Appleギフトカードは、iTunesカードとAppleStoreカードが統合されて使い道の増えたギフトカードです。しかし、Appleギフトカードの使い道が分からないという人が意外に多いのも事実です。
今回は、
この記事を読むことで、Appleギフトカードの使い道がない、あるいは分からない人に取ってきっと大きなヒントとなるはずです。
目次
Appleギフトカードの使い道12選
Appleギフトカードの使い道は実際のところ、とても多くあります。具体的な使い道として、以下にまとめました。
それぞれ、見ていきましょう。
android端末で使う
AppleギフトカードはiPhone以外のスマホ、つまりandroidの端末でも利用できます。
タブレットやスマートフォンなど、様々な端末にandroidが採用されていますが、ここでの支払いにもAppleギフトカードを使って利用できるのは知られていません。
たとえば、androidでもApple Musicを利用する場合は、その支払いにAppleギフトカードを利用できます。事前にandroid端末からApple IDを取得しておき、AppleMusicをインストール、そしてこのアプリ上で支払いにAppleギフトカードのコードを使うことで課金する、というものです。
androidユーザーなのに、Appleギフトカードを受け取っても困るという人は、AppleMusicを利用してみましょう。
プレゼントする
Appleギフトカードをプレゼントするという方法も、有効な使い道です。
Appleギフトカードは、端末にチャージしなければコードやカードを人に渡せるのが特徴です。実際Appleギフトカードのコードをメールなどで送ったり、直接カードを手渡せば、受け取った人がAppleギフトカードを利用できます。
iPhoneユーザーであれば、意外に多くの人がもらってうれしいギフトになるため、プレゼントとして活用してみるのもおすすめです。
直営店で買い物をする
Appleは、実店舗であるアップルストアの直営店を全国の主要都市に展開しています。ここでは、Appleに関する様々な商品の購入、iPhoneやMacの修理などのサポートを受けられるのが特徴です。
それらのお店では、現金、Apple Pay.、クレジットカード、銀行振込み、ショッピングローンなど多くの支払い方法に対応しています。
この支払方法の一つとしてAppleギフトカードが利用でき、商品購入や修理費用の支払いをAppleギフトカードで支払えます。
注意点としては、あくまで直営店でのみで利用できるということです。家電量販店にもアップルストアはあるものの、直営店でないところでは支払いにAppleギフトカードを利用できません。
LINEで使う
意外に知られていないのが、LINEの支払いで利用できるということです。
購入できるのは、スタンプ、きせかえ、絵文字、プロフィールスタジオのAIセルフィーで、Appleギフトカードを使用してLINEコインを購入できます。
また、LINE NEWSの有料記事もAppleギフトカードで購入したLINEコインを使用して間接的に読めるため、iPhoneユーザーでない人の使い道として利用されることの多い方法です。
LINEをよく利用する人は、有効な使い道として検討してみるのも良いでしょう。
サービスの課金で支払う
アプリ内の課金の支払いに、Appleギフトカードを利用できます。
iPhoneで提供されているソーシャルゲームのほとんどは、課金前提で作られていることがほとんどです。ゲームに限らず、iPhone向けのサブスクリプションサービスで課金される機会も増えてきたのではないでしょうか。
このような用途では、事前に購入したAppleギフトカードをiPhoneのアカウントへチャージして利用します。
課金時は、Appleギフトカードのチャージ分を優先的に利用するためクレジットカード払いによる使いすぎを予防できる点がメリットです。
クレジットカードを使用したくない場合は、クレジット情報を入力せずに利用するたびにAppleギフトカードで支払いをするというのもおすすめの使い方です。
特に、ゲームで課金しやすい子どもや使いすぎる傾向のある人は、Appleギフトカードを使って課金するのが良いでしょう。
アプリを買う
Appleギフトカードで、アプリやサブスクリプションの課金の支払いができるということは、その購入も可能ということです。
iPhoneの中にあるApp Storeには、有料アプリもたくさんあります。通常はAppleアカウントの残高で支払いができますが、この支払いにAppleギフトカードを利用できます。
欲しい有料アプリがある場合は、手元のAppleギフトカードを利用して購入するのもおすすめです。
Apple Booksで買い物をする
Appleは、様々なオンラインサービスを提供しています。その一つに、Apple Booksがあります。
これは、Appleで提供している電子書籍ストアのことで、大好きな本やマンガ、雑誌、縦読みマンガが楽しめるのが特徴です。
最近は多くの類似サービスが乱立していますが、iPhoneやipadに最適化されているという意味で、メリットの大きなサービスと言えます。
このApple Booksで電子書籍を購入する場合も、Appleギフトカードが利用できます。
あらかじめAppleギフトカードをチャージしておき、そのチャージ分で欲しい本を購入、ダウンロードした電子書籍はiPhoneホーム画面の「ブック」アイコンから読みましょう。
Apple Musicで支払う
Apple Booksよりも知名度の高い、Apple Musicの課金にもAppleギフトカードは利用できます。
広告なしで多くの楽曲がストリーミングで楽しめるうえに、ダウンロードした曲をオフラインでも楽しめます。サブスクリプションのサービスになっていますが、この支払いにAppleギフトカードを利用できるのです。
あらかじめチャージして、Apple Musicの課金に利用しましょう。
コンテンツの購入
ストリーミングサービスではなく、単独の楽曲を購入したい場合や単独の動画作品を購入したい場合も、Appleギフトカードが利用できます。
iTunes Storeでは、購入したい曲やアルバムを探したり、映画などの動画作品を探すことで希望の作品を表示できます。
ここで、価格のボタンをタップすることによって作品を購入できますが、このタイミングで支払いにAppleギフトカードを利用することで、他の手段を利用せずに作品を楽しめるようになるのです。
とにかくiPhoneやMac、ipadでコンテンツを購入したい場合も、Appleギフトカードは活躍するのです。
オンラインでAppleの商品を購入
Appleは、公式オンラインストアも展開しています。ここでは、最新のAppleの製品を気軽に購入できるのが特徴です。
例えば、最新のSIMフリーiPhoneやセミオーダーのMac、ipadと言った製品やヘッドフォン、イヤフォン、スピーカー、マイクロフォンなど魅力的な製品が揃っています。
この製品の購入に、Appleギフトカードを利用できるのが特徴です。通販サイトで購入するという手があるものの、まとまった金額のAppleギフトカードがあればさらに簡単な手段で購入できます。
iCloudの有料ストレージプランの購入
最近のiPhoneはカメラやビデオの画質が飛躍的に高まり、それに比例してストレージ(データを記録するスペース)も必要量が増えています。そのため、クラウドストレージと呼ばれるネット上のストレージも沢山必要になりました。
iPhoneの場合はicloudがそれにあたり、このサービスに課金を行って必要な容量を増やしているという人も多くいます。このような有料のストレージプランへの支払いに、Appleギフトカードを利用することができます。
意外に多くの人が有料のicloudサービスを利用しているので、その支払いに役立てられるのは、かなりメリットの大きい使い道といえるでしょう。
物々交換
Appleギフトカードを利用する人は、意外に多くいます。たとえば、友人や知人、家族などです。こういった人たちに、Appleギフトカードと何かを交換する、いわゆる物々交換をするという使い道もあります。
たとえば、Appleギフトカードを渡す代わりに似た金額の商品券をもらったり、Appleギフトカードでは購入できないアイテムを代わりに買ってもらったりといった方法です。
やや原始的な方法ですが、Appleギフトカードを使いたいと思っている人にとっては現金と同じくらいの価値を持っていることも少なくありません。
言い方を変えれば、Appleギフトカードは友人や知人、家族でなくともネットなどを利用すれば現金やそれに近い価値のものに交換できるということです。
Appleギフトカードの使い道がない場合の対処法
Appleギフトカードの使い道を一挙に紹介しましたが、使い道がない場合は以下の対処法も有効です。
電子マネーに換える
Appleギフトカードを、電子マネーに交換する方法もあります。この方法は、専用の交換サイトを利用するというものです。
ネット上には、Appleギフトカードを電子マネーに交換してくれるサイトが存在し、Appleギフトカードを手に入れたいと思っているユーザーとこちらを仲介してくれます。
そのサイトで、相手の用意した電子マネーをこちらのAppleギフトカードとを物々交換して、Appleギフトカードを電子マネーにするというものです。
メリットとしては、Appleギフトカード以外でこちらが利用できる電子マネーを入手できる点です。これによって、持て余していたAppleギフトカードを電子マネーにして活用しやすくなります。
一方デメリットとしては、サイト自体が少ないことや相手の希望する電子マネーを必ずしも用意してくれるわけではない、ということです。Appleギフトカードと電子マネーとを交換してくれるサイトはあまりないため、探すだけでも一苦労します。
また、見つかったとしても交換希望のユーザーはそこまで多くないため、活発にやり取りできない可能性もあります。
次に、ユーザーを見つけたとしても希望する電子マネーでないケースもあるので、必ずしもメリットのある方法とは言い切れません。
このほかにも、Appleギフトカードを使ってお小遣いアプリの有料案件に利用するというものがあります。特定の有料アプリをダウンロードすると、ポイントがもらえるというものです。
ポイントは電子マネーに変換できるので、この方法でもAppleギフトカードを電子マネーにするための方法と言えます。
ただ、この方法もお小遣いアプリを導入したり、案件を見つけたり、さらにはポイントを受け取って変換したりと手間がかかる方法です。
使いやすい電子マネーにできるものの、その手間を考えるとあまり便利な方法とは言えません。可能であれば、これ以外の方法でAppleギフトカードの利用を考えるのがおすすめです。
オークションサイトで売る
Appleギフトカードを、オークションサイトで売るという方法があります。Appleギフトカードをオークションサイトに出すことで、買い手が購入してくれるというものです。
メリットは、簡単にAppleギフトカードを売れるということです。発送や買い手とのやり取りはあるものの、Appleギフトカードをそれ以外のもの、例えば現金やオークションサイトのポイントに変えられるというのは大きなメリットです。
また、手間についても先ほど紹介した電子マネーにする方法よりも、簡単と言えます。
一方、デメリットもあります。
- 取り扱いのサイトが減っている
- 競合もある
- トラブルを自分で対処しなければならない
ということです。
そもそも取り扱いのサイトが減っています。かつては、Appleギフトカードの前身であるiTunesカードが様々なオークションサイトで出品できました。
しかし、今は大手のほとんどがAppleギフトカードの取り扱いを禁止し、出品できないようになっています。かろうじて、一部のオークションサイトが出品を可能にしていますが、選択肢がかなり減っているのも事実です。
次に、売り手同士での競合もあります。Appleギフトカードを出品するのはこちらだけではありません。同額のAppleギフトカードを出品するユーザーは、多くいます。しかも、買い手よりも多いケースすら珍しくありません。
このような状況なので、オークションサイトでも少なからず価格競争が起こっており、場合によっては捨て値のような価格設定で売る羽目になります。
こういった競合する相手の存在も考えながら、対処する必要があります。
最後が、トラブルです。Appleギフトカードを落札したユーザーは、必ずしも良い人ばかりではありません。中にはクレーマーのような人もいます。
例えば、未使用のものを送ったのにAppleギフトカードが使用済みでチャージできなかった、と難癖をつけてくる場合です。
このようなトラブルが起きないようにレシートの画像を添付したり、ノークレームノーリターンと書いたりするのですが、それを無視してクレームを入れてきます。
このような状態になると、オークションサイトからお金が引き落とされないので、一向に換金できません。
まれなケースではありますが、一定数こういったトラブルは生じます。このような事象についても、対処しなければなりません。
比較的簡単に現金を手に入れられる方法ですが、デメリットもそれなりに多い点は注意しましょう。
ギフト券買取サイトで換金する
ギフト券買取サイトで換金する、という方法もあります。これは、Appleギフトカードのようなギフト券を買取サイトで換金するという方法です。
Appleギフトカードのコードを送って査定してもらい、買取金をこちらが指定した金融機関の口座に振り込んでくれます。
メリットとしては、とても簡単にできることです。買取サイトも多くあるので、すぐに見つけられることやAppleギフトカードを送信して査定、入金までがその日のうちにできるスピーディさも魅力です。
一方で注意点としては、悪徳業者がいることや額面そのままの金額で買い取ってくれるというわけではないことです。
買取サイトの中には悪徳な業者も存在し、Appleギフトカードを受け取ったまま買取金を渡さないというケースもあります。このような業者に当たらないためにも、評判などをチェックしておきましょう。
次に、額面そのままの金額で買取をしてくれるわけではないということです。たとえば、3,000円のAppleギフトカードをギフト券買取サイトに送っても、3,000円で買い取ってくれないということです。
目安としては80%程度、つまりこの場合は2,400円での買取になります。業者の中には99%と記載しているケースもありますが、業者の利益を考えると現実的な数字ではありません。極端に買取率の高い業者は、避けるようにしましょう。
ただ、紹介した方法の中では最も簡単にスピーディな方法と言えます。そのため、悪徳業者に当たらないように注意深く業者選びを行い、利用するようにしましょう。
Appleギフトカードの使い道でよくあるQ&A
使用済のappleギフトカードの使い道は?
まとまった枚数なら使用済のAppleギフトカードをメルカリに出品することができます。 使用済みのアップルカード一枚当たり15円ほどの値段で取引されているようです。
AppleギフトカードとiTunesカードの違いは?
Appleギフトカードは有料アプリの購入やアプリ内課金、サブスクの支払いに加え、Appleストアでハードウエアやアクセサリの購入に使えます。一方、iTunesカード(現在はAppleギフトカードに統一)はハードウエアやアクセサリに購入には使えません。
アップルギフトカードのステッカーも使い道はある?
Appleギフトカードを購入した際についてくるステッカーもメルカリに出品されており、1枚60円ほどで購入されています。
アップルギフトカードの残高の使い道は?
アップルギフトカードの残高はアプリやサブスク、icloudの料金の支払いにしか使用することはできません。一度、AppleIDに登録したコードは返金や現金に換えることはできません。
Appleギフトカードの使い道まとめ
Appleギフトカードは、Apple系のサービスや商品購入がしやすいメリットはあるものの、その使い道は意外にも限られていると感じられるかもしれません。
たとえば、通販サイトや実店舗での決済がほとんどできないという点は、特にそう感じられたのではないでしょうか。
その一方で、プレゼントにAppleギフトカードをもらったり、何かのきっかけで手に入ったりと言ったシーンも多く、もらっても持て余しているという人も多いはずです。
このような状況の場合、有意義な使い道の一つとして、現金にすることも挙げられます。現金にすることで、より自由に使い道が広がるはずです。
もし現金にしたい場合は、ギフト券買取サイトを利用して買取をしてもらうのが手軽にできる方法といえるでしょう。