amazonギフト券買取に本人確認は必要?身分証あり・なしについても解説

amazonギフト券買取の本人確認詳細!身分証ありなし

amazonギフト券買取サイトは、インターネット上で手続きが完結する便利なサービスです。

買取代金の振込も基本即日で、お金が欲しいと思ったその日のうちに現金を受け取れるのが魅力ですが、このサービスを利用するには「身分証明書が必要」であることをご存知でしょうか?

免許証は持っていないし、保険証はちょうど切り替え時で期限が切れている…
身分証明書を紛失してしまい、今手元に身分を証明できるものがない…

こういった場合には、買取を断られてしまうので注意が必要です。

amazonギフト券買取には本人確認が必要!主な3つの理由

amazonギフト券買取では、下記の身分証を提示する必要があります。

    • 運転免許証
    • 健康保険証
    • マイナンバーカード
    • 住民基本台帳カード
    • 年金手帳
    • パスポート

など

これらの身分証のうち、いずれか一点を提示することでamazonギフト券買取を利用することができます。

ちなみに、業者の中には顔写真付きの身分証の提示を求めるところもあるので、申込をスムーズに進めたいなら運転免許証がおすすめです。

アマギフ買取に本人確認が必要な3つの理由を、以下にまとめました。

それぞれ、確認していきましょう。

古物営業法に則って営業しているため

amazonギフト券買取サイトが本人確認を行っているのは、「法律上の義務」だからです。

古物営業法第十五条(確認等及び申告)にはこのような記載があります。

第十五条 古物商は、古物を買い受け、若しくは交換し、又は売却若しくは交換の委託を受けようとするときは、相手方の真偽を確認するため、次の各号のいずれかに掲げる措置をとらなければならない。
一 相手方の住所、氏名、職業及び年齢を確認すること。
二 相手方からその住所、氏名、職業及び年齢が記載された文書(その者の署名のあるものに限る。)の交付を受けること。

引用元:e-Govポータル

※一部抜粋

今あるamazonギフト券買取サイトは、古物営業法に則り、きちんと届出を行ったうえで運営されています。

古物営業法には、不正品の流通を防ぐために買取希望者の身分を確認すべしとのルールがあって、各サイトはこれを遵守しているわけです。

一見、サイト運営者にとっても面倒な手続きに思われる本人確認ですが、古物営業法に則って本人確認を行うことは、自社の利益を守ることにも繋がります。

モノを売るときには、身分証明書の提示が必要。こうしたルールの存在は、不正取得品等の売却を目論む悪質なユーザーへの抑止力にもなりますし、万が一トラブルが発生した際にも、台帳から本人情報(氏名や住所等)に容易にアクセスできるため、必要に応じて警察に被害届を提出したり、即座に裁判を起こしたりすることもできるのです。

悪質なユーザーが減ることは、善良なユーザーにとってもメリットがあります。

盗品や不正取得品の買取を防ぐため

買取サイトや中古ショップが本人確認を行うのは、盗品や不正取得品の買取を防ぐためでもあります。

人から盗んだモノを売ろうとする場合、本人確認のないサイトの方が泥棒にとっては都合がいいですよね。匿名でモノを売れれば足がつかないわけですから、警察に捕まる危険性は低くなります。

逆に、本人確認の必要なサイトに盗品を売ると逮捕の危険性は高まります。被害者が警察に被害届を出せばそこから捜査が始まり、買取サイトに捜査への協力依頼が入るかもしれません。

買取サイトは泥棒の身分証データを持っているので、それを警察に引き渡せば、あっという間に泥棒の氏名、住所がバレてしまいます。

泥棒としてはやはり、本人確認のあるサイトには盗品を売りにくいのです。このように「本人確認」は犯罪者に対する抑止力として機能するわけです。

警察の捜査に協力するため

警察の捜査に協力するために、身分証の提出を求めているという部分もあります。泥棒を捕まえるための証拠集めや、容疑者の余罪を調べる際に協力できるよう本人確認を行い、利用者のデータを保管しておくのです。

買取サイトと警察の連携が取れていれば、それだけ犯罪者も動きにくくなります。本人確認があるせいで盗品を売れない、だったらもう犯罪はやめておこうというふうに、足抜けを促すことにも繋がるのです。

もちろん、買取サイトは警察や裁判所からの要請がない限り、個人情報を第三者に引き渡すことはありません。

個人情報は厳重にオフラインで保管されるため、漏洩の心配もゼロ。プライバシーポリシーを記載している業者なら安心です。

amazonギフト券買取時の本人確認

買取サイトを利用する際、どのような形で本人確認は行われるのか?これはサイト毎に微妙に異なりますが、「申込時に身分証の写真をアップロードする」ケースが非常に多いです。

買取申込の画面に画像アップロード用のページが用意されていて、そこに自分の身分証の写真をアップする仕組みです。お店にわざわざ行く必要はなく、インターネット上で本人確認が完了します。

サイト運営者が身分証の写真を確認し、氏名や住所、年齢などを確認できた時点で申込が完了、そこから買取手続きに移行するといったイメージですね。

ちなみに本人確認にかかる時間は、深夜や早朝を除けば、5分から長くて1時間程度。2回目以降は身分証は不要(※期限付き)とされているケースがほとんどです。

初回から本人確認ナシで利用できる買取サイトは、一部悪質なサイトを除き存在しません。買取サイトをご利用の際は、運転免許証や健康保険証、パスポート等の身分証を必ずご用意ください。

amazonギフト券買取と古物営業法について

amazonギフト券買取サイトは、古物営業法に則って運営されています。では、そもそも古物や古物営業とは何なのか?それがアマギフ売買にどう関わってくるのか?詳しく見ていきましょう。

「古物」の定義
一度でも取引されたことのある物品のこと。amazonギフト券も発行した時点で一度取引を行った扱いになるため、これを買取サイトが買うのは「古物買取」に該当します。

「古物営業」の定義は?

古物の売買や交換を直接に、または第三者からの委託を受けて行うこと。
買取サイトは直接的に古物売買を行う業態、オークションサイトは委託を受けて古物売買を行う業態に当たる。

いずれも営業には古物商許可が必要。

上記2つのポイントを見て「じゃあ個人で古物を売買する場合にも、古物商許可が必要なのでは?」と疑問に思った方も多いでしょう。

確かに「転売目的で中古品を仕入れる」場合には、たとえ個人であっても古物商許可が必要です。しかし「中古品の仕入れ」を伴わない場合には、届出は不要です。

古物商許可が必要なケース
「転売目的で中古品を仕入れる」場合には、個人法人を問わず古物商許可が必要となる。

たとえば、オークションサイトでamazonギフト券を購入し、それを転売する場合には届出が必須。実際には未届のまま売買を行っている個人も多いが、本来は届出が必要というわけです。

古物商許可が不要なケース
「中古品の仕入れを伴わない」場合には、古物商許可は不要。自分で購入したアマギフや、他者からプレゼントとして譲り受けたアマギフ、懸賞で当たったアマギフなどを売る分には、届出は要らない。あくまで「中古品を転売目的で仕入れるか否か」が重要。

「中古品の仕入れ」の有無が、事業性の高さ、低さを判断する1つの基準になるわけです。

クレジットカード現金化のためにアマギフ売買をするケースだと、自分で発行したアマギフを買取サイトに売る分には、古物商許可は要りません。

amazonギフト券買取の本人確認で注意したい5つのこと

それでは次に、買取サイトで本人確認をする際の注意点についてお話しいたします。以下にまとめました。

申込をする前に、チェックしておきましょう!
住民票や光熱費の払込票で本人確認はできない
冒頭でお伝えしたとおり、本人確認の際に「身分証明書」として有効なものは、免許証や保険証、パスポート、マイナンバーカードなど、公的機関により発行された身分証明書のみです。

住民票や光熱費の払込票、税金の支払証明書などで本人確認をすることはできません。

身分証明書をお持ちでない方は、市役所でマイナンバーカード等を発行してからお申し込む必要があります。
写真の写りが悪いと確認が取れない場合も
買取サイトでは、身分証の写真をアップロードするという形で本人確認を行うことになります。スマホで免許証などを撮影し、それをアップするわけですが、写りが悪いと本人確認ができません。

注意
暗い場所で撮影したせいで読み取れない文字があったり、ピンぼけしていたり、身分証全体が写っていなかったりする場合には、「買取不可」となってしまいます。

確認が取れるまでは、何度も写真を提出することになりますので、注意しましょう。
本人確認に不必要な部分はマスキングしよう
本人確認に不必要な部分は、マスキングした方が良いでしょう。

本人確認に不必要な情報
①健康保険証の記号、番号、保険者番号
②マイナンバー(個人番号)

身分証のマスキングとは
身分証明書等の「他人に知られたくない部分」を紙などで隠すこと。
PCやスマホで加工した画像は、再加工よってそのマスキングされた部分を読み取ることが可能ですが、黒い紙などで物理的にマスキングしたものは突破されにくく、知られたくない情報をほぼ完全に秘匿できるという特徴があります。

マスキングのやり方
厚紙をハサミで適当な大きさに切り、不必要な情報の上に被せる。その状態で写真を撮影すればOK。

マイナンバーカードは、カードを入れるスリーブの個人番号部分にマスキング加工がなされているため、このスリーブにカードを入れた状態で撮影すれば問題ありません。

健康保険証には上記のようなマスキング加工がないため、自身でマスキングを行いましょう。

買取サイトは別に個人の情報を悪用したりはしませんし、面倒であればマスキングは不要です。しかし万が一ということもありますから、本人確認に不必要な部分は隠すのがベターです。
身分証明書の有効期限に注意する
amazonギフト券買取を利用する際、提示する身分証の有効期限内であるか確認しましょう。
有効期限切れの身分証明書は、本人確認には使えません。

各身分証明証の有効期限
有効期限
運転免許証 一般的には5年
健康保険証 1年間
マイナンバーカード 発行の日から10回目の誕生日まで
パスポート 10年または5年

たとえ期限が切れたのが申込日の前日であったとしても、その書類で本人確認を行うことはできませんので、注意してください。
場合によっては身分証裏面の写真も必要
身分証の中には、表面に住所が記載されていないものがあります。特に健康保険証には「裏面に住所を手書きするタイプ」が多いです。

本人確認作業では、買取希望者の住所も確認しなければならないので、裏面に住所が記載されている身分証を提出する場合には、裏面の写真も併せてアップロードしましょう。

申込ページの仕様上、複数枚の写真をアップできないときは、申込フォームの備考欄にその旨を記載してください。

amazonギフト券買取の本人確認でよくあるQ&A

身分証として有効な書類を教えてください。

運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカード等

学生証は本人確認に使えますか?

サイトによっては使えないこともあります。詳しくは各サイトの公式HPをご確認ください。

身分証明書の提出方法を教えてください。

身分証の写真をスマホで撮影し、所定のページにアップロードしてください。

なぜ本人確認が必要なのですか?

不正品の流通の防止のために必要となります。本人確認は古物営業法により定められたルールです。

住民票を本人確認に使うことはできますか?

使うことはできません。公的機関により発行された身分証明書をご用意ください。

個人情報の漏洩が心配なのですが。

情報はオフラインで保管されるため、流出の心配はありません。

amazonギフト券買取の本人確認・注意点まとめ

以上、amazonギフト券買取サイトの本人確認についてお話しいたしました。

買取サイトが身分証明書の提出を求めるのは、それが古物営業法により定められたルールだからということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

本人確認なしでのアマギフ買取は基本的にはできません。初回申込時には必ず、身分証を提出しなければならないのです。

身分証明書を手元に用意したうえで、申込を行いましょう!