「クレジットカードの現金化に興味はあるけど失敗したくない」という方向け!この記事では、
国民生活センターへのクレジットカード現金化の相談件数は一定数をキープしているものの、年間200件程度寄せられていいます。
手軽に現金を調達できるサービスですが、残念ながら失敗してしまうケースもあるということです。
そこで今回は、現金化に失敗してしまった人の事例から事前に対策できることを学んで行きます。現金化を成功させたい人は、是非参考にして下ださい。
目次
クレジットカード現金化の失敗例とその対策
ここでは、クレジットカード現金化を利用した際に、どんな失敗をしてしまいがちなのか、クレジットカード現金化に失敗した人の事例とその対策を以下にまとめました。
思っていた換金率よりも低い・振込金額が少ない
よくある失敗は換金率(還元率)が高かったので利用したけど実際に入金された金額が少ないといったケースです。この失敗例には、現金化業者に落ち度がある場合と利用者側に落ち度がある場合と2パターンあります。
ほとんどの現金化業者が公式HPで換金率を明記していますが、実は手数料を差し引く前の換金率となっていることが多く、それを知らずに失敗する利用者側に落ち度があるパターン。
もう一つは、手数料を把握したうえで申し込みしたが振込直前になってほかの手数料を差し引く悪質業者によくあるパターンです。
- 現金化業者には事前に実際の振込金額を確認しておく
- 実際の振込金額はメールで送信してもらい、保管しておく
- 現金化業者に対する口コミはしっかり確認しておく
使用規約画面のスクショを取っておくことも有効です。
入金が遅い
「最短〇分で振込」と書かれているのに、現金が口座に振り込まれないケース。この場合、どれだけ時間が経過したかによっても変わってきます。
月初など利用者が多い時期は現金化業者も忙しく、振込多少時間がかかる場合があります。振込先に指定した金融機関によっても、入金が反映される時間に違いあることも頭に入れておきましょう。
また、業者の現金化方法がキャッシュバック方式なのか買取方式なのかによっても、振込時間に違いがあります。商品の受け取りを確認してからの振込を行う業者も存在するため、2日は様子を見るようにしましょう。
- 申し込み時に振込までにかかる時間を聞いておく
- 週末や祝日を挟む現金化はしない。もしくは土日祝日でも対応している現金化業者を選ぶ
- キャッシュバック方式の現金化業者では商品の受け取り後の入金なのか確認する
指定した口座に振り込まれない
予定していた日に振り込まれない、といったケースもあるようです。この場合、申し込み日から土日祝日を挟んでいないか確認しましょう。
また、現金化業者によっては申し込みは365日行っているが、振込手続き自体は営業日にしか行わないところもあります。
商品を受け取らなかったから契約不履行になってしまった
キャッシュバック方式での現金化はお金の貸し借りではなく、あくまでも「商品」の売買を建前としているもの。商品の受け取りを確認して、初めて契約成立します。
うっかり商品を受け取らなかった場合、契約破棄とみなされ返金請求されるなんてケースもあります。
- 発送される商品は必ず受け取る
- 受け取った商品は一定期間手元に保管しておく
キャンセル料を請求されてしまった
現金化業者に申し込むと、本人確認や申し込み内容の確認などでオペレーターから折り返しの連絡がきます。
換金率に不満があったり、振込日が予定よりも遅かったりした場合は、その時点でキャンセルは可能ですが中にはキャンセル料を請求されたといったケースもあります。
もちろん不当な請求にあたるため支払いの義務はありませんが、圧力をかけられ支払ってしまったという人もいるようです。
- 本契約していなければ無視して問題ない
- 申し込み画面にクレジットカード情報を入力する業者は利用しない
- キャンセル料の請求が頻繁にくるようなら、消費者センターに相談する
カード会社への返済ができなくなってしまった
クレジットカード現金化は、手軽に現金を手にできるサービスですが、カード会社への支払いがあることを忘れてはいけません。無計画で利用して、返済できず首が回らなくなるケースもあります。
クレジットカードが利用停止・強制解約になった
このケースは、現金化業者を経由せず現金化した場合によくある失敗です。
というのも、現金化業者はカードトラブルが起こってしまうとカード会社から業者が目を付けられることになるため、細心の注意を払い現金化を行います。
一方、業者を介さず現金化する場合は加減を知らないため、一気に高額商品を現金化してしまったり、現金化に利用されやすい商品を購入し発覚してしまうといったことがよくあります。
実際に、カード会社に現金化がバレてしまい、契約違反で強制退会させられた!という話もありました。
クレカを強制解約させられたら、当然そのカードはもう使えなくなりますし、信用情報に大きな傷がついてしまいます。
未払いのお金も一括請求されてしまうので、分割やリボ払いを利用している人には大打撃ですね。
強制解約まではなくても、クレカを一時利用停止させられたり、未払い金を請求されたりするというペナルティもあり得ます。
- 実績のある現金化御者を利用する
- 普段使わない金額で決済しない
- 作りたてのカードを利用しない
家族や同居人にバレてしまった
商品が自宅に届く現金化の場合、家族や同居人にバレてしまったというケースもあります。また、家族カードを現金化に利用した場合は利用明細から発覚することも。
もちろん、本人名義ではないクレジットカードはどの現金化業者も利用できません。親や夫のカードを無断で利用すると、思わぬトラブルに発展することもあります。
- 商品の受け取りはコンビニや局留めを指定する
- 家族カードを利用する場合はあらかじめ言い訳を考えておく
- 他人名義のクレジットカードは使わない
クレジットカード現金化を成功させる方法
数々の失敗談を見て、クレジットカード現金化を利用することについて、不安が膨れ上がってきたという人もいるかもしれません。
ここで、これらの失敗を犯さないための正しい・賢い利用方法をレクチャーしていきます。
安心して現金化を利用するためにも、以下でご紹介する3つの解決方法を勉強していってくださいね。
利用する業者を見極める
悪徳業者に引っかかったり詐欺に遭ったりしないためには、利用する現金化業者が安全なところなのかを見極める必要があります。
還元率に惑わされない!
数社のサービスを比較して、ここだけ異常に還元率がいいと思って、飛びつくのは待ってください。
飛びつきたくなるのはわかりますが、あまりにもオイシイ話には裏があります。
他と比べて調子のいいことばかり書いている業者なら、疑った方がいいかもしれません。
口コミや評判をよく見ておく
他に利用者がいるサービスなら、安心して利用できますよね。公式サイト以外にも、実際に利用した人の口コミが投稿されていて、評判のいい業者だったら安心して利用することができます。
利用規約も熟読する
一見ちゃんとした業者だったとしても、利用規約を熟読したら別途利用料が掛かる、現金化の金額によって手数料が上乗せされる、などといったことが判明する場合もあります。
それらを防ぐために、あらかじめそのサービスの規約をチェックしておく必要があります。
カード会社に怪しまれないよう立ち回りを
カード会社は、リアルタイムでカード利用状況をチェックしています。
そこで不審な使用履歴が見つかってしまえば、カード会社から連絡が来て、利用一時停止や最悪の場合強制解約なんてことに…。
カード会社によっては現金化を重く見ているところもあるため、怪しまれないようにうまく立ち回る必要があります。
一度に高額を現金化しない
普段あまりクレカを使わないという人は、特に注意!
カードの使用履歴が少ない人が、突然高額利用をしたら目をつけられますよね。
これはスキミングや不正利用されないように守ってくれるためでもあるんですが、いずれにしても怪しまれてしまったら危険です。
現金化は、不自然ではない程度に抑えましょう。
同じ業者ばかりを使わない
何度か現金化を利用したことがあるという人。
同じ業者ばかり利用していては、目につきやすく怪しまれるかもしれません。
気に入った業者があればそこに集中して申し込みしたいものですが、グッとこらえて分散させた方がローリスクです。
現金化の手順はしっかりメモする
せっかくクレジットカード現金化をすることができたのに、業者とトラブルになってしまってすぐに全額返済するように言われては大変ですよね。
契約不履行となってしまわないように、現金化手順の説明はしっかりと理解したうえでメモを取りましょう。
特に、商品の受け取りや返送を忘れてしまわないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。
もし、クレジットカード現金化を利用するのが初めてだという場合、手順についてわからないことがある場合は、遠慮なく業者の方に問い合わせをしてみてください。
相手だって、スムーズに取引を終わらせたいのですから、親切に教えてくれるはず。
また、現金化の利用経験がある!という人でも、初めて利用する業者の手順はしっかりチェックしておいてください。
以前に利用したところとは、ルールが違う可能性があります。他の業者と同じようにすれば大丈夫、と思い込んでしまっては、大事なルールを破ってしまうことになるかもしれません。
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以上、クレジットカード現金化における失敗例と、スムーズに現金化するための対策法を紹介しました。
確実に現金を手にするために、失敗事例から学び、対策法をしっかりと把握しておくといいでしょう。