普段現金で支払っている公共料金をクレジットカードで支払えたら嬉しいですよね。
実は、コンビニで公共料金をクレジットカード払いするには、対応しているカードで正しい支払いをしなければいけません。
この記事では、コンビニでのクレジットカード払いについて詳しく解説します。
目次
【クレカを使用】コンビニで公共料金を支払う方法
一昔前は、「コンビニでは公共料金のクレジットカード払いができない」というのが普通でした。
- ファミリーマート
- セブンイレブン
- ミニストップ
それぞれ解説していきましょう。
「ファミリーマート」で公共料金をクレジットカード払いする方法
出典:ファミリーマート
利用できるカード | ファミマTカードのみ |
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お得になる曜日 | 毎週火曜日・土曜日 |
お得になるポイント | 通常の2倍 |
ファミリーマートでは、公共料金の支払いに使うコンビニ振替用紙と一緒に、クレジットカードを提示すれば支払いが完了します。
ただし、使用するクレジットカードは「ファミマTカード」でなければなりません。
他のクレジットカードは対応していないので要注意。
また、「ファミマTカード」での支払いは、Tポイントとクレジットカードポイントの二重取りができてお得ですが、更にお得にする支払い方法があります。
それは、毎週火曜日と土曜日にファミリーマートが行っている「カードの日」というキャンペーン日に支払うという方法。
カードの日には、公共料金をクレジットカードで支払うとクレジットカードポイントが2倍貯まるのでよりお得になります。
また、ファミマTカードを持っていれば「ファミペイ」アプリでも支払いができる可能性があります。
公共料金・各種料金お支払いでは、一部FamiPayでのお支払いができないものがございます。
ファミペイアプリでは、ファミリーマートでお支払いできる公共料金・各種料金お支払いが確認できます。
ファミペイのついては、下記の記事を参考にしてください。
「セブンイレブン」で公共料金をクレジットカードで支払う方法
出典:セブンイレブン
利用できるカード | nanacoカード(クレカでチャージ) セブンカードプラス(0.5%) |
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お得な方法 | 下記のカードでチャージする ・リクルートカード(1%) ・タカシマヤセゾンカード(1.2%) |
セブンイレブンは、正確には「クレジットカードで電子マネー(nanaco)にチャージして支払う」という形式になります。
コンビニ振替用紙と共に、「nanaco」の電子マネーで支払えば公共料金の支払いは完了です。
支払いはnanacoカードでも支払えますが、nanacoカードとクレジットカードが一帯になった「セブンカードプラス」があると便利です。
セブンカードプラスのクレジット機能で、nanacoにお金をチャージすれば200円のチャージごとに1nanacoポイントを貰えます。
ただし、よりお得に使いたい場合は、以下のクレジットカードを入手してnanacoカードにチャージするのがおすすめ。
- タカシマヤセゾンカード
- リクルートカード
タカシマヤセゾンカードはnanacoポイント還元率が1%、リクルートカードは1.2%となっていて一番お得です。
どちらのカードも年会費は無料です。
※「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」「AOYAMA ライフマスターカード」も還元率が1%ですが、年会費が1,000円なのでお得さに欠けます。
「ミニストップ」で公共料金をクレジットカードで支払う方法
出典:ミニストップ
利用できるカード | WAON(クレカでチャージ) イオンカード(WAON一体型) |
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お得な方法 | イオンカードでチャージすれば0.5% |
ミニストップも大きな枠で見れば、クレジットカードで公共料金の支払いができるコンビニです。
つまり、セブンイレブンと同様にクレジットカードで電子マネーにチャージして支払う形式になります。
ミニストップの場合は、コンビニ振替用紙を用意して電子マネー“WAON”で精算すれば、支払い完了です。
ミニストップもセブンイレブンと同様に、クレジットカードと一体型のWAONがあります。
そのカードとは、「イオンカード(WAON一体型)」。
イオンカードで電子マネーのチャージをすれば、0.5%のWAONポイントがもらえます。
イオンカードには、“オートチャージ機能”があるので利用するとより便利に公共料金を支払えます。
WAONの残高が事前に設定した金額以下になると、イオンカードから自動的に事前に設定した金額をチャージしてくれます。
ただし、オートチャージ機能を利用するにはWAON公式サイトから「オートチャージ申請」という利用申請手続きをしておく必要があります。
【クレカを使用】コンビニで公共料金を支払う際の注意点
コンビニでクレジットカードの公共料金を支払うと、電子マネーのチャージなどでポイントが貯まり、現金で支払う場合よりも非常にお得です。
「ローソン」などは非対応
公共料金のコンビニでのクレジットカード払いの注意点の一つとして、ローソンなどは非対応であるという注意点があります。
コンビニでのクレジットカード払いが可能なのは、ファミリーマートとセブンイレブン、ミニストップの三店だけです。
ローソンやサークルKサンクスなど、知名度抜群なコンビニであっても公共料金のクレジットカード払いは未だ対応していません。
非対応の理由
実は、昔からコンビニが公共料金のクレジットカード払いに対応していないのには深い理由があります。
コンビニは公共料金の支払いを受け付けることで、“収納代行手数料”を受け取れます。
しかし、クレジットカード払いで公共料金の支払いを受け付けると、クレジットカード会社に“決済手数料”を支払わなければなりません。
「加盟店が支払う手数料」
いわゆる「加盟店手数料」のことで、クレジットカード払いができるお店がクレジットカード会社に支払う手数料を意味します。
各お店はクレジットカード会社と加盟店契約を結ばなければ、クレジットカード決済を導入することができないのです。
この決済手数料が収納代行手数料よりも高い場合、赤字になってしまうので、コンビニは公共料金のクレジットカード払いを受け付けていませんでした。
しかし、独自のクレジットカードを発行したファミリーマートなどは決算手数料を支払わなくてよくなったため、クレジット払いが可能となりました。
クレジットカードの審査時間に注意
「ファミマTカード」「セブンカードプラス」「イオンカード(WAON一体型)」など、クレジットカードを新しく発行して公共料金をコンビニで支払う場合は、カードの審査時間に注意しましょう。
カード | 発行まで | 公式サイト |
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ファミマTカード | 入会申込書でお申込みの場合:通常4週間ほど ネットでお申し込みの場合:通常2週間ほど |
https://ftcard.pocketcard.co.jp/ |
セブンカード・プラス | 通常2~3週間 | https://www.7card.co.jp/ |
nanacoカード | 申込み当日(店頭にて/発行手数料300円) | https://www.nanaco-net.jp/about/nanacocard/ |
イオンカード(WAON一体型) | 2~3週間(当日でも専用アプリで利用が可能) | https://www.aeon.co.jp/creditcard/lineup/aeoncardwaon.html |
WAONカード | 申込み当日(店頭にて) | https://www.waon.net/card/waon/c0001/ |
カードの審査時間は、早くとも申し込みから2週間程度はかかるので、公共料金支払期限のギリギリに申し込みをするとカードの発行が間に合わなくなります。
※nanacoカードやWAONの場合は、当日発行可能です。