クレジットカードを解約することで考えられるデメリットと解約前にしておくこと

クレジットカードを解約することで考えられるデメリットと解約前にしておくこと

クレジットカードはとても便利なものですが、何かの理由で解約しなければならない様なケースもあります。

例えば、他のクレジットカードに乗り換えるために既存のクレジットカードが不要になったりする場合には解約するケースも出てきます。

その際にはいくつか注意すべきことがあり、またクレジットカードを解約することで起こるデメリットも考えておかなければなりません。

そこでこちらでは、クレジットカードを解約することでのデメリットと解約する前にしておきたいことをいくつか紹介していきます。

クレジットカードを解約することで考えられるデメリット

クレジットカードを解約することで考えられるデメリット

まずはクレジットカードを解約してしまった際に起こる、デメリットをいくつか見ていきましょう。

クレジットカードを解約してしまったことで起こりやすいデメリットには、公共料金の支払いをクレジットカードの引き落としにしておいた場合には、事前に変更しなくてはならないといったものがあります。

また、通販サイトなどの「クレジットカード払い」が出来なくなってしまったり、クレジットカードの優待サービスやポイントを失効してしまうなどのデメリットがあります。

公共料金の支払いを変更する必要がある

水道光熱費やインターネットの通信費といった公共料金の支払いをクレジットカードの引き落としにしている人の場合には、事前にそれらの支払いを別の方法に変更する必要があります。

クレジットカードによって公共料金の支払いを行っている人は意外と多く、ポイントの加算や独自の割引優待サービスが受けられるといった理由から、クレジットカードによる支払いを積極的に行っている人もいます。

そのため、複数の公共料金の支払いをクレジットカードに頼っている場合には、クレジットカードを解約する前にはかなり面倒な作業を強いられてしまうことになります。

また、それらの公共料金の支払いの変更を怠ってしまうと、支払いの未払いが発生してしまうことになります。

さらに、支払いの未払いを気が付かないままに放置しておいてしまうと、最悪の場合には電気や水道などが止められてしまう事態にもなりかねません。

クレジットカードを解約すると、様々な手続きの変更に対する手間や作業に時間が取られてしまうといったデメリットがまずは挙げられます。

通販サイトやサブスクリプション型のサービスに制限が掛かる

インターネットの通販サイトや月額サービスといったサブスクリプション型のサービスでは、ほとんどのケースがクレジットカードによる支払いを必要とします。

通販サイトなどでは代金引換やコンビニ払いといったものがありますが、クレジットカード払いしか対応していな通販サイトなどもあります。

そのため、普段から通販サイトやサブスクリプション型のサービスを利用している人がクレジットカードを解約してしまうと、それらのインターネットサービスに制限が掛かってしまうことになります。

また、スマホ決算アプリや電子マネーのチャージ機能に関しても、クレジットカードからチャージすることが出来なくなってしまうため、それらのスマホ決算アプリや電子マネーのチャージ方法の変更もしておく必要があります。

クレジットカードを解約してしまうと、インターネットを通じた支払いにかなり制限が掛かってしまうため、多くのネットサービスを利用している人にとっては大きなデメリットが生じてしまいます。

優待サービスやポイントなどを失効してしまう

クレジットカードには、カード会社独自の優待サービスやポイントサービスが紐付けされているものが多く、クレジットカードを解約してしまうとそれらのサービスを受けられなくなってしまいます。

優待サービスでは飲食店での割引サービスや海外旅行の損害保険といったものがあり、クレジットカードを解約してしまうとそれらのサービスを一切受けることが出来なくなります。

そして、ポイントやマイルを貯めることもできなくなってしまうため、普段からクレジットカードでポイントを貯めている人にとってはコスト面での損失も発生してしまうことになります。

さらに、ポイントが貯まっている場合には、今まで貯めてきた全てのポイントやマイルを失効してしまうことにもなります。

そのため、クレジットカードを解約してしまうと優待サービスやポイント還元などのサービスを一切受けることが出来なくなるデメリットが発生してしまうことになります。

クレジットカードを強制解約されてしまう条件

クレジットカードを強制解約されてしまう条件

まず、基本的にカード会社の利用規約に則ってクレジットカードを使い、指定されている引き落とし日にしっかりと支払いを行っているかたであれば、突然強制解約させられてしまうということはほぼありません。

カード会社が利用者に対して強制解約、退会を通告するまでにはそこに至るまでのプロセスがあり、カード会社にとって取り引きをやめる正当な理由が存在しています。

特に、クレジットカードの現金化を検討しているかたは、その点を肝に銘じておかなければなりません。

契約者本人によるクレジットカードの不正利用が発覚した場合

クレジットカードは限度額以内であれば、どんなものでも買物に利用することが可能です。

しかし、あくまでもそれはカード会社の利用規約に沿った場合になります。

商品を購入する、サービスを受けるといった、許可されている目的以外でクレジットカードを使ったことが発覚した場合、不正利用を見なされて利用停止、強制解約の処置が取られます。

このケースで、特に気をつけておきたいのがクレジットカード現金化です。

現金化での利用は明確に禁止されていますから、不自然な決済履歴を怪しまれて現金化を行った動きを把握されれば、規約違反をしたという理由で強制退会となります。

いくら誤魔化していたつもりでも、クレジットカードの足跡を辿って発覚という流れになることが少なくありません。

クレジットカードの現金化は法律では取り締まられることはありませんが、くれぐれも注意をしてください。

支払期日までにカード代金を支払えずに通知も無視した場合

クレジットカードによる支払いは一定期間でまとめられ、期日に指定した口座から利用料金が引き落とされます。

支払いに必要な分のお金が用意できなかった場合、たとえ1日の後れでも延滞と見なされ、カードが利用停止となってしまう点には気をつけなければなりません。

とはいえ、速やかに対処を行って支払いを済ませれば、振り込みが確認された後に停止が解除されます。

しかし、度重なる督促に何の対策も行わずに滞納をし続けた場合にはその限りではありません。

悪質な契約違反とされ、最終的に利用した分の料金の一括請求及び、強制解約が通告されます。

延滞後、即日強制解約となるようなことはありません。

少なくとも、この間に何度も手紙や電話などで督促が行われ、解約の判断が下されるまでには3ヶ月ほどの猶予があります。

クレジットカード現金化は気軽に手続きできるのが魅力ですが、検討している場合にはこうしたことにならないように、支払期限までに引き落とし口座に現金を用意できる範囲内で行うことが大切です。

クレジットカード契約者の信用状況が悪くなった場合

クレジットカードを規約を守って利用していたとしても、その他で個人信用情報機関に保有されている履歴に傷がつくような行為を行えば、今後、正当な取り引きを続けることを不安視されて強制解約となるケースもあります。

公共料金や携帯電話の支払いを延滞、滞納をし続けた、他のクレジットカードで現金化利用が発覚して退会させられた、こうした情報はクレジットカード会社や金融業者などで共有されており、ローンの申し込みや新しくクレジットカードを契約する際に行う審査などでも入念にチェックされるものです。

カード会社は審査時だけではなく、定期的に契約者の情報に目を通し、信用状況に変化がなかったかを確認しています。

もし何か気になる動きがあった場合、踏み倒しなどの被害に遭う可能性を考慮して退会させられることもありますので、信用を失うことがないように気をつけなければなりません。

クレジットカードを解約する前にしておきたいこと

クレジットカードを解約する前にしておきたいこと

続いてクレジットカードを解約する前にしておくことを見ていきましょう。

先ほどクレジットカードを解決することで起こるデメリットでは、公共料金の支払いの変更の手間やポイントの失効といったデメリットがありました。

そのため、クレジットカードを解約する前には、公共料金の支払い変更の漏れの確認や、大量のポイントやマイルが貯まっていないかどうかを確認する必要があります。

また、クレジットカードでの未払いによる残金がいくらあるのかを確認する必要もあります。

公共料金などの引き落とし変更の漏れがないか確認する

公共料金には「水道・電気・ガス」といったものがありますが、その他にも生活に関わるサービスには「携帯電話」「インターネットのプロバイダー」「家賃」「住宅ローン」といったものがあります。

これらのサービスを全てクレジットカードで支払っている場合には、解約する前には支払い変更の漏れがないかどうかを確認する必要があります。

先ほど言いましたが、公共料金の支払い変更が漏れてしまうと電気や水道が止められてしまう事態にもなってしまいます。

また、携帯電話やインターネットのプロバイダーといった通信費も同様で、支払いの変更手続きを忘れてしまうと未払いになってしまいサービスを停止されてしまいます。

そのため、クレジットカードを解約する前にはそれらの公共料金や通信費の支払いの変更の漏れがないかどうかを確認する必要があります。

電気や水道の支払い変更をするには、各地域エリアの電力会社や役所の水道課などに電話することで支払いの変更ができます。

また、ガスに関しても加入しているガス会社に電話で支払い変更の意思を伝えれば、変更漏れを防ぐことができます。

大量のポイントが貯まっていないか確認する

クレジットカードを解約してしまうデメリットにはポイントを失効してしまうことがあると紹介しましたが、クレジットカードを解約する前にはポイントがいくらあるのかを確認する必要があります。

大量のポイントがクレジットカードに貯まっているにもかかわらず解約してしまうと、大きな損失となってしまいます。

特に飛行機代が無料になるマイルポイントなどは大きな資産となってくるため、マイルポイントが大量に溜まっている場合には、クレジットカードの解約を少し待った方がいいでしょう。

仮にマイルポイントが大量に貯まっているクレジットカードを解約する場合には、マイルポイントを全て消化してから解約することをオススメします。

また、ポイントやマイルの数はそれらのサービスを提供しているホームページなどで確認することができる場合が多いです。

なので、クレジットカードを解約する前にはポイントを利用していたサービスサイトの公式ホームページで、ポイントが残っていないか確認する方がポイントやマイルを無駄にならなくなります。

未払いの債務がどのくらいあるのか確認する

クレジットカードにはキャッシング機能というものがあり、お金がいつでも借入することができるサービスがあります。

それらのキャッシング機能を利用していた場合にクレジットカードを解約してしまうと、返済義務がある債務を一括請求されてしまう場合があります。

例えば、50万円を借入していたとして10万円しか返済していない場合にクレジットカードを解約してしまうと、その次の月には残りの40万円が請求書として送付されてしまうことになります。

また、通販サイトなどで高額な商品をクレジットカードの分割払いによる支払いを付帯されている場合にクレジットカードを解約してしまうと、同じく一括での請求を求められてしまう場合があります。

そのため、クレジットカードの解約時に未払いの債務や残金がクレジットカードに大量にあると、高額な金銭の負担を一気に背負わされてしまうリスクが発生してしまいます。

クレジットカードの解約する際には、それらの未払いの債務や残金が残っていないかどうかを事前に確認する必要があります。