2015年から提供が始まったAmazonギフト券バリアブルカード。
Amazonギフト券は言わずと知れたAmazonサイトでの買いものに活用できるギフト券で、バリアブルカードはその利便性の良さから販売当初から人気を集めています。
ただし、他のカードとどういった違いや特徴があるのか、注意をしなければならない点があるのかを把握した上で、安全を確認して利用をすることが大切です。
使いやすいという評判だけで安易に手を出さず、慎重に購入を検討していきましょう。
目次
Amazonギフト券バリアブルカードとは?特徴について
Amazonギフト券バリアブルカードは、さまざまなバリエーションが販売されているギフト券の中でいわゆるカードタイプの1種になります。
格段に利便性を増したことで、登場以来このタイプを活用しているというか人が増えた人気のギフト券です。
金額を決めて購入できる便利なギフト券
定期的にAmazonを利用しているかたであれば、多少多めの定額ギフト券を購入しても使い切ることができますが、金額が決まっているために使いづらい、利用する機会がなく購入後に余らせてしまい失敗したという声も少なくありませんでした。
しかし、Amazonギフト券バリアブルカードであれば個々のAmazonで買いものをする頻度、必要とする金額を考慮した上で広い範囲から適切な額を購入できるようになります。
なお、他のギフト券同様に使用期限が10年と長いのも魅力です。
身近な商業施設で購入が可能
- 全国のコンビニ
- 家電量販店
- 一部のスーパー
- Amazon公式サイト
店舗での購入は難しくはなく、売られているAmazonギフト券バリアブルカードをレジに持っていき、店員にギフト券の金額を伝えてお金を支払うのみになります。
手に入れたカードには個々に割り振られたギフト券番号が書かれていますので、これをAmazonの自アカウントに入力するだけで利用することが可能です。
なお、購入時には手数料がかかりません。
ただし、このカードは使い切りですので、同じカードにさらにチャージをして金額をプラスするということはできず、再利用不可となっています。
金額を増やしたい場合には、もう一度新しいカードを購入して再度アカウントに追加してください。
クレジットカードを登録しなくても支払いがスムーズ
Amazonギフト券バリアブルカードを自アカウントに登録をして支払い設定にしておくと、注文からスムーズに支払い手続きを済ませられるようになります。
クレジットカード登録していない人が手数料をかけずに商品を受け取りたい場合でも銀行に足を運ぶことなく決済が可能なので、商品の発送が遅くなることはありません。
また、不正利用などのリスクも気になるというかたにギフト券払いの設定が最適。
1つのカードで上限が50,000円までですので、万が一のトラブルがあっても少額の被害で済ませられるという安心感が、利用者を増やしている一因になります。
中には安全性を考慮し、購入したい商品の合計金額に合わせて、その都度カードを購入しているというかたもいるほどです。
さらに嬉しいことに、通常はかかる代金引換時の代引き手数料も無料になるというメリットがあります。
また、クレジットカード払いのみとなっているamazonマーケットプレイスでの代引き指定も可能です。
Amazonギフト券バリアブルカードを使う際の注意点
Amazonギフト券バリアブルカードは必要としている分だけ、使い切れる範囲内で購入できるその利便性の良さが好評です。
ただし、いくら使いやすいカードでも活用方法を誤ると持て余してしまうため、気をつけて利用をしなければなりません。注意点を、以下にまとめました。
安全に利用できるように、注意点にも目を通しておきましょう。
カード番号を他者に知られないように配慮する
通常のカードタイプのギフト券であれば右上に該当金額が書かれていますが、Amazonギフト券バリアブルカードは金額を自由に設定できることから、見ただけでは入金されている金額がわかりません。
自アカウントにすぐに登録をせずに保管しておきたい場合には、台紙裏面にある金額入力欄にメモをしておくといいでしょう。
しかし、金額以上に管理に気をつけなければならないのがカード番号です。
登録されていない未使用のものは誰でも利用が可能ですので、先に番号を入力されてしまうと当然その後は使用不可になります。
特別な事情がない場合には、購入後、もしくは誰かにもらった後に早めにチャージを済ませてしまうのがおすすめです。
Amazonギフト券バリアブルカードを誰かへのプレゼントにしたい場合には、番号が書かれているスクラッチ面には手を付けないことがマナーになります。
また、有効期限を明確にできるように購入日も記しておいてください。
購入後は返金が不可能
Amazonギフト券バリアブルカードに限らずこうしたギフト券全てに言えますが、基本的に購入をした後はいかなる場合でも返金や返品をすることができません。
もしAmazonで購入した商品が不良品だった、間違ったものが届いたという場合には申請することで返品に応じてもらうことができます。
ですが、ギフト券に関しては別で、誤って金額を多めに購入をしてしまった場合、Amazonに申し出たとしてもチャージ金額を減らしたり現金を返してはもらえませんので気をつけてください。
だからこそ、こうしたミスや後悔がないように1円単位で購入が可能なAmazonギフト券バリアブルカードの需要が高くなっています。
普段どのくらい買いものに利用するのかをよく考えて、需要に合わせた額を慎重に決定することが大切です。
1,500円以下の購入は不可ですし、ギフト券の金額を複数アカウントに分割登録することもできません。
少額の買いものしかしないという場合には、使い切れるように数千円程度から利用を始めることをおすすめします。
Amazon内でも使えない場合がある
通常、商品を購入する分には問題なく利用できるAmazonギフト券バリアブルカードですが、同じAmazon内のサービスでも支払いに使えない場合があります。
- バリアバルカードを利用して他タイプのギフト券は購入できない
- 他のアカウントに残高を移動することはできない
- プライム会員の年会費を支払うことはできない
まず、Amazonギフト券バリアブルカードを利用して他のあらゆるタイプのギフト券を購入することは不可能です。
たとえば、ギフト券に残高を余らせていても他のアカウントには移せないため、その分を使って別のギフト券を購入し、別のアカウントやプレゼント等に利用するということはできません。
また、さまざまな特典がついていて何かとお得なサービスであるAmazonプライム会員は年会費が有料です。
その支払いのためにAmazonギフト券バリアブルカードを使うこともできないため気をつけておきましょう。
登録の際にクレジットカードの登録が求められますが、ここで入力できるのはクレジットカード番号のみになります。
Amazonのバリアブルカードは現金化できるのか?
Amazonのバリアブルカードを換金する方法はいくつかあります。
- ギフト券買取業者に買い取ってもらう
- 他商品を購入して転売する
中にはバリアブルカードをもらったけど、「Amazonを利用する機会がない」という方もいるのではないでしょか?
Amazonギフト券買取サイトなら足を運ぶ必要もなく、その日のうちにAmazonギフト券を現金に換えることができます。
買取率は80%~90%程度。売れそうな商品を選んで転売する手間を考えたら効率がいいといえるでしょう。
しかし、一度アカウントに登録してしまったら利用できなくなってしまうので注意必要です。
もしすでにアカウントに登録してしまっていたら他商品を購入して転売するしか方法はありません。
バリアブルカードは利便性が高いギフト券だが購入金額はしっかり決めよう
バリアブルカードは、普段Amazonで商品を購入することが多い人やクレジットカード情報を登録していない人もスムーズに決済が行える魅力的なギフト券です。
一方、購入金額をしっかり決めて利用しないとアカウントに無駄なチャージをしてしまうといったデメリットもあります。
その辺も把握した上で利用するようにしましょう。