amazonギフト券個人売買サイト【アマテン】の評判は悪い?集団訴訟も検討中?

アマテン評判 なぜ安い

クレジットカード現金化の方法の一つに、「Amazonギフト券の売買」があります。

手続きがオンライン上で完結するため、来店や商品配送の必要がなく、簡単に現金化ができるというのがこの方法のメリットです。

しかし最近になってAmazonは、「同社未承認のチケットショップで不正に売買されたギフト券を無効化する」などの厳しい措置を取るようになりました。

この影響で大規模な返金騒動に発展したのが、Amazonギフト券売買サイト「アマテン」です。

アマテン運営者は安心安全な取引を謳っていたにもかかわらず、ギフト券が無効化されてしまった購入者に対し未だ謝罪も返金もしていません。

当記事では、アマテンの返金騒動の詳細、集団訴訟の可能性についてお話し致します。

Amazonギフト券買取サイトについて知りたい方は
Amazonギフト券買取おすすめ優良店ランキング!人気口コミ評判比較の記事をご覧ください。

アマテンの基本情報

アマテンとは、Amazonギフト券やiTunesカード、Google playカードなどの売買を行うことができるチケット売買サイトです。

同サービスはクレジットカード現金化に使えるサイトとして、あるいはギフト券を安く購入できるサイトとして多くの利用者を獲得してきました。

アマテンはあくまでチケット売買の場を提供しているだけで、チケットを直接利用者に販売しているわけではないのですが、出品者と購入者の仲立ちを行うことにより安全な取引が可能になると謳っており、それが嘘だった、正しい情報でなかったという点が現在批判の対象となっています。

それでは、アマテンではどのようなものがどれくらいの価格で取引きされていたのでしょうか?

まずは同サイトの基本情報をチェックしていきましょう。

amaten(アマテン)
取扱商品 Amazonギフト券、iTunesカード、GooglePlayカード、LINEプリペイドカード、DMMプリペイドカード、楽天ポイントギフトカード、ウェブマネー、ビットキャッシュ、Greeプリペイドカードなど
月額料金及び購入手数料 0円
会員登録 無料
出品手数料 1.99%~2.99%
出勤手数料 499円
ギフト券の販売価格 額面の88%~99%程度(10,000円ギフト券が8,800円~9,900円程度で販売)

このようになっています。ギフト券を購入する場合には、チケット代金以外のお金はかかりません。出品する場合には、出品手数料に加え、出金の際に499円の手数料がかかる仕組みです。

自分で販売価格を決定することができるため、クレジットカード現金化(高換金率での現金化)目的で同サイトを利用される方も多かったようです。

ちなみに、アマテンでチケット売買をするメリットは何なのかというと、詐欺や取引トラブルを未然に防ぐことができるというものでした。

販売者と購入者がサイトを介さずに直接やり取りを行い、チケット売買をすると、

「お金だけ取られてチケットを送ってもらえなかった」
「送られてきたチケットが使えなかった」

といったトラブルが発生する可能性もあります。アマテンが両者の間に入ることでそうしたトラブルを防ぐことができる、安全な取引をすることができるというのが同サービスのセールスポイントだったわけですが、今回の騒動ではアマテンが仲立ちを行ったにもかかわらず、「ギフト券が使えなかった」「使えなくなった」という事態になってしまったのです。

ギフト券が使えなくなった詳しい理由については後述しますが、結局のところアマテンは全く安全ではなく、トラブル発生の責任も負わない酷いサービスであるということが露呈してしまったのです。

アマテンはなぜ安い?調査した3つの理由

アマテンでは各種チケット、ギフト券が額面の80%~99%程度の価格でやり取りされています。

Amazonギフト券の場合は88%~99%程度です。何故これほど安いのか、理由は大きく分けて3つあります。

出品者同士での価格競争が行われている

アマテンは個人がギフト券の売買を行うサイトであり、出品者もすべて個人です。フリーマーケットのようなものだとイメージしていただければ良いでしょう。

ギフト券の販売価格は出品者が自由に設定することができますが、あまりに高いと買い手がつきません。そのため出品者の多くは、他の出品者と同程度の金額か、それより安い金額でギフト券を販売しようとします。

こういった価格競争が行われているからこそ、アマテンでは安くギフト券を購入することができるのです。

有効期限切れが近いギフト券も販売されている

ギフト券や金券類には、有効期限が設定されていることもあります。

たとえばAmazonギフト券の有効期限は、2017年4月までは「発行から1年間」とされていました(現在は10年)。

有効期限が短い、あるいは期限切れが近いギフト券はそれだけ価値も低くなります。短期間のうちに用途を決めて、使い切ってしまう必要があるからです。

アマテンでは有効期限が短い、あるいは有効期限切れが近いギフト券が低価格で販売されています。これもアマテンのギフト券が安い理由のひとつです。

出品手数料が比較的安い

アマテンの出品手数料は、額面の1.99%~2.99%程度となっています。10.000円のギフト券を販売したとき、手数料は199円~299円です。

出品するだけなら手数料は0円で、取引が成立した場合にのみ上記の割合で手数料が差し引かれます。他のサイトに比べると、手数料は安い方だと言って良いでしょう。

手数料が安ければ、出品者はその分商品の割引を行うことができます。出品手数料が安いということが結果的に販売価格の安さに繋がってくるわけです。

今回の問題さえなければ、アマテンはチケット売買ショップとして極めて優良で、出品者にとって、あるいは購入者にとってメリットの大きいサイトであったと言えます。

アマテンは裁判や集団訴訟の対象になっているの?

アマテン 裁判
アマテンは現在、集団訴訟の対象となっています。アマテンで購入したギフト券が、Amazonにより無効化されてしまったからです。

実際に被害に遭った人物によると、アマテンで購入したギフト券を使い、Amazonで買い物をしたところ、以下のメールが届いたとのこと。

「平素は Amazon.co.jp をご利用いただき、誠にありがとうございます。このたび、お客様のご注文をキャンセルし、ギフト券残高を無効にしたことを、お知らせいたします。利用規約に違反する Amazon ギフト券の使用を試みたため、このような措置を取りました。Amazon ギフト券、ポイント、クーポンの再発行および返金はいたしかねます。」
出典:集団訴訟プラットフォーム・マトマリ「amaten(アマテン)株式会社による違法Amazonギフト券の黙認販売、購入者への返金要求」

買い物がキャンセルされただけでなく、使用したギフト券は無効となり、ギフト券の再発行や無効となったギフト券分の補償も行われないという内容です。

つまりアマテンで販売されているAmazonギフト券は、Amazonの利用規約のいずれかの部分に違反しているということになります。

可能性として考えられるのは、以下の2つです。

①アマテンがAmazon未承認のショップである

Amazonは、Amazon未承認のショップでのギフト券購入を禁止しています。未承認ショップで購入したギフト券はすべて「不正発行されたギフト券」扱いとなってしまうのです。

アマテン公式サイトを見てみると、安全な取引とは書かれていますが、Amazonに承認を受けた正規のチケットショップであるとはどこにも書かれていません。

このことから、アマテンはAmazon未承認のショップである可能性が高いと言えます。アマテンでギフト券を購入すること自体が、Amazonの規約に抵触している可能性が高いのです。

この場合、アマテンで購入したギフト券はすべて不正なギフト券と解釈されますので、無効化するのはAmazonとしては当然のことであって、Amazon側に非はありません。

また、購入者もアマテンは安全なサイトだと認識し、そのうえで利用していたわけですから、利用者にも非はないと言って良いでしょう。

②何らかの形で不正に発行されたギフト券が販売されている

アマテンが未承認であるかどうかとは別に、同サイトでは何らかの形で不正に発行されたギフト券が販売されている可能性もあります。

アマテンというサイトではなく、ギフト券そのものに問題がある可能性もなくはないのです。

たとえば、詐欺師がある人物に対し、「額面の99%でAmazonギフト券を購入する」と言ってギフト券を発行させ、お金を支払わずに逃亡した場合、そのギフト券は不正に発行されたものであると考えるのが自然でしょう。

アマテンでは、そうした不正なギフト券が販売されている可能性があります。そもそもAmazonはギフト券の転売を禁止していますから、アマテンのようなショップで販売されているものは、発行経緯にかかわらずすべて不正品と解釈される可能性すらあるのです。

このケースでも、Amazonとギフト券購入者に非はありません。悪いのは出品者であり、そうした不正品の出品を許したアマテンです。

①と②どちらに転んでもアマテンが責められるのは当然であって、訴訟を提起されたとしても仕方がないでしょう。

集団訴訟の現在について

アマテン集団訴訟の参加者は、現在100人を超えています。

非常に大きな騒動となっているわけですが、肝心のアマテンは返金に応じるつもりはないようで、公式サイトに、

「アカウントにギフト券を登録後、何らかの問題により、当該ギフト券が利用できなくなるケースが報告されております。
ギフト券発行元の判断により、アカウントに登録後の残高が消失したり、アカウントが削除されたとしても、当社では一切責任を負いかねますので、ご了承ください。」
出展:アマテン公式サイト

との声明文を掲載しています。現時点(2021年7月19日)では、謝罪の言葉もありません。

ギフト券が消失しても責任を負いかねますとのことですが、それはつまり「今後同じことが起こっても返金等の対応はいたしません」ということです。

今後同じことが起こり得ると認識しているということは、未承認の件や不正ギフト券の問題を解決するつもりもないということでしょう。

下手をすれば購入者だけでなくAmazonからも訴えられそうなサイトですが、今のところは営業を続けていますし、Amazonギフト券の取り扱いも未だ継続しています。全く反省は見られません。

アマテンを実際に利用した人の口コミ評判

それではここで、アマテンを実際に利用した方々の口コミをご紹介いたします。

SNSや口コミサイト、ネット掲示板等に投稿されていた内容をまとめてみました。

評価:

アマテンは結構前から使っていて、総額数十万円分はギフト券を買ったと思う。最近は特に欲しいものもなくて、アマテンもAmazonも利用してなかったから、ギフト券が無効化されるようなことはなかったけど、もし自分も同じ目に遭ったら……と思うと本当に怖い。
というか、Amazonが過去の買い物にまで遡ってギフト券を無効化するんじゃないかと今もビクビクしてる。変なサイトでギフト券買うのは本当にやめたほうがいい。

20代男性

評価:

アマテン便利なサイトだったけどね。10.000円のギフト券が9,000円くらいで買えるし。大きい買い物するときにはよく使ってた。
Amazonギフト券なんか今じゃどこでも売買されてるのになんでアマテンが目をつけられたんだろう。未承認ショップみたいな感じだったのかな。

20代男性

評価:

自分はクレカショッピング枠の現金化目的でアマテンを利用していました。業者に頼むと換金率は額面の70%くらいに落ち込むことが多いのですが、アマテンでは自分で価格を設定できるため、80%~90%くらいの高換金率を実現できます。
今回の無効化騒動でアマテンのような便利なサイトが使えなくなってしまうのは悲しいです。

30代男性

評価:

アマテンでは購入も出品もしたことがありますが、購入手数料はかからず、出品手数料は安くてとても使いやすいサイトだっただけに、こんなことになってしまい残念です。
Amazonの対応もどうかなーと個人的には思うのですが、不正ギフト券を無効化するのは当然といえば当然ですし、やはり責任はアマテンにあるのではないかと。
安全な取引きができると言っているのに、ギフト券が無効化される可能性があるというのは矛盾していますし論外だと思います。

20代女性

評価:

私はアマテンではGoogle playカードしか買ってなかったけど、他のチケットも無効化されたりするのかな……?だとしたらもうアマテン使うのやめようかなって感じ。
コンビニもないド田舎住みの私にとってはめちゃくちゃ便利なサイトだったんですけどね……。でもお金が無駄になるかもしれないなら、今後使うのはやめたほうがよさそう。

20代女性

以上、アマテンの口コミをご紹介いたしました。

サイトの機能や販売価格、手数料等に関しては高く評価する声も多かったのですが、今回のような騒動が起こったことで、今後利用は控えるという方が大半でした。

ギフト券が無効化されてしまった方も多く、中には数十万円分のギフト券が消失してしまったという方もいます。

問題が解決されない以上、アマテンで買い物をするのはやめておいた方が良さそうです。

アマテンを利用するのは危険だという重大な3つの理由

アマテンを利用するのは危険
アマテンは現在、利用しない方がいい危険なサイトだと言われています。

Amazonギフト券のことに関して言えば間違いなく危険なサイトなのですが、手数料などについては少々言われすぎている面もあるように感じます。

ここでは、アマテンが危険とされている理由について解説し、その情報が正しいのかどうかについて検討してみたいと思います。

エラー手数料、出金手数料がかかる

アマテンでは、エラー手数料と出金手数料がかかります。エラー手数料とは、売買されたギフト券が使えなかった場合に出品者に対して請求される手数料で、その価格は額面の9.99%となっています。

たとえば10,000円のギフト券を販売し、それがエラーで使用できなかった場合には、出品者は手数料として990円を支払う必要があるということです。

「危険」かというと微妙なところではありますが、出品者にとっては少々使いにくいところもあるサイトだと言えるのかもしれません。

続いては出金手数料について。出金手数料とは、アマテン内にプールされた現金を自分の口座に振り込んでもらう際に発生する手数料のことです。

これは主に出品者に請求される手数料で、チケットの売上を引き出す際には必ず発生します。

金額は1回499円となっており、少々割高ではあるものの、危険というほどではありません。他のチケット売買ショップでも200円~400円程度の出金手数料がかかることがほとんどです。

出金手数料が他のサイトより100円、200円高いからといって危険だとするのは、さすがに言い過ぎだと個人的には思います。

購入したギフト券をamazon側が無効にする

これがアマテンを利用すべきでない最大の理由です。ここまで書いてきた通り、アマテンで購入したギフト券はAmazonにより無効化される可能性があります。

Amazonが具体的に何をもってアマテンのギフト券を不正品扱いしたのか、他のショップと何が違うのかについては定かではありませんが、アマテンで購入したギフト券が相次いで無効化されているのは事実です。

無効化の理由が何にせよ、アマテンでギフト券を買うのは現状危険だと言わざるを得ません。

Amazonギフト券を安く手に入れて、お得に買い物をしたいという気持ちはわかります。ですが、購入したギフト券が無効化されれば大損をしてしまうのです。

この騒動が一段落するまでは、アマテンに限らず、ギフト券売買サイトの利用そのものを控えた方が良いでしょう。

電話番号の記載がない

アマテン公式サイトには、運営会社の電話番号が記載されていません。特商法表記や会社概要に電話番号の記載がないのです。

電話対応を受け付けていないから記載しないということでしょうが、特商法表記には電話番号を記載するのがルールです。

記載しないのは明確なルール違反であって、こういうところにもアマテンのいい加減さが表れています。

利用者に対して誠実だとは到底言えません。今回のAmazonギフト券無効化問題が発生していなかったとしても、いずれ何らかの理由で炎上していたのではないかと思わせるサイトです。

ギフト券売買サイトとして便利な面もありますが、上記のような問題点が改善されない限りは、同サイトを利用するのはやめた方が良いでしょう。

それでも【とりあえず利用してみたい】人向け~アマテンの使い方~

「それでもアマテンを使ってみたい」という方に向けて、同サイトの使い方をご紹介いたします。

購入、出品の手順は以下の通りです。

購入手順
①アマテン公式サイトにアクセスし、右上に表示されている「新規会員登録」をクリック。
②氏名、生年月日等の必要事項を入力し、登録を完了させる。
③銀行振込やビットコイン支払いなどの方法で、アカウントにお金をチャージする。
④ギフト券一覧を開き、欲しいギフト券を選んで「買う」をクリック。
⑤ギフト券番号を取得し、各通販サイトでギフト券番号を入力する。
⑥ギフト券の登録ができたらアマテンに戻り、確定処理を行う。
⑦エラーが出た場合は、ギフト券購入から30分以内にエラー報告を行う。
出品手順
①アマテン公式サイトにアクセスし、右上に表示されている「新規会員登録」をクリック。
②氏名、生年月日等の必要事項を入力し、登録を完了させる。
③販売するギフト券を用意する。
④マイページの「売る」をクリックし、ギフト券番号や額面、価格などの項目を入力する。
⑤出品後、ギフト券が売れた場合はアマテン内のウォレットに売上金がチャージされる。
⑥購入者からエラー報告が来た場合には、メッセージ等で確認を行う。
⑦売上金が2,000円以上貯まったら出金可能。出金手数料は1回499円。

シンプルで使いやすいサイトではあると思います。

何らかの理由でどうしてもアマテンを利用しなければならないという方は、ギフト券が無効化されるリスクを把握したうえで、上記手順で購入及び出品を行ってください。

amaten(アマテン)の口コミ評判やamazonギフト券売買まとめ

以上、アマテンのギフト券無効化問題や評判などについてお話しいたしました。

サイトのシステム自体は悪くないのですが、アマテンで購入したAmazonギフト券は無効化される恐れがあり、あまりおすすめはできないサイトとなっています。

先述の通り、もしギフト券が無効化されてしまったとしても、アマテンは何ら補償をしてくれません。

アマテンで購入したギフト券が無効になってしまったという方は、「アマテン 集団訴訟」などのワードで検索をしてみてください。

集団訴訟のメンバーを募集しているサイトが出てきますので、もし時間に余裕があるのなら参加してみても良いかもしれません。